スコット・ウェイランドの息子が薬物使用で脱退
ストーン・テンプル・パイロッツのボーカルだった故スコット・ウェイランドの息子ノア・ウェイランドがボーカルを務め、ドラムはガンズ・アンド・ローゼズのギタリストであるスラッシュの息子ロンドン・ハドソン、ベースはメタリカのベーシストである、ロバート・トゥルージロの息子タイ・トゥルージロが担当し、そこにロンドンで活動していたギタリストのニコが加わったロックバンドのスースペクト208(Suspect 208)。
2020年11月にデビュー曲「Long Awaited(ロング・アワイティッド)」をリリースしたばかりのスースペクト208だったけれど、早くもボーカルのノアが脱退することがバンドの公式インスタグラムで発表された。
スースペクト208はノアを脱退させた理由について「僕たちがノアを手放そうとした2ヵ月前から彼は歌詞も書かず、バンドに比重を置いていなかった。彼はドラッグ乱用という暗い道を歩み始め、それが、僕らの友情とバンド活動の妨げになった。そして最後に、僕らが些細な問題で彼を問いただすたびにそれが数多くの衝突につながった。僕らは彼のことを本当に大事に思っており、彼の最善を祈っている」と、薬物が原因だったということを告白。ノアの脱退は、バンドを長く続けるための苦渋の決断だったということを明かした。
バンドにとってボーカルが抜けるということは致命的。そのためスースペクト208はインスタグラムで新しくボーカルを募集。条件はロサンゼルス在住の18歳~24歳で、オーディションではレッド・ツェッペリンの「Black Dog(ブラック・ドッグ)」を歌ってほしいと指定している。(フロントロウ編集部)