『SATC』続編制作の一報にキム・キャトラルはどう反応?
大都会ニューヨークを舞台に自称・恋愛至上主義のキャリー、バリバリのキャリアウーマンのミランダ、結婚願望が強いシャーロット、ワンナイトラブ主義のサマンサの4人の友情や、恋愛&セックスに対する女性の赤裸々な本音を描いて、1990年代後半から2000年代にかけて一世を風靡したドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』。
その後、映画化もされ、世の女性たちの“永遠のバイブル”として今もなお根強い人気を誇る大ヒットドラマが、『And Just Like That...(アンド・ジャスト・ライク・ザット…)』と名前を変えて、計10話のミニドラマシリーズとして帰ってくることが、つい先日発表された。
しかし、メインキャラクターの4人のうち、カムバックするのはキャリー役のサラ・ジェシカ・パーカーとミランダ役のシンシア・ニクソン、シャーロット役のクリスティン・デイヴィスの3人だけで、以前から続編に出演しない意向を表明していたサマンサ役のキム・キャトラルは、キャストに名を連ねていないことから、「サマンサがいないSATCなんて考えられない」「4人がそろった姿が見たかった」といった悲しみの声があがっている。
そんななか、キムが続編制作のニュースに“ある方法”を使って反応した。
キムは、自身の口で何かを語る代わりに、とあるファンが投稿した「僕はセックス・アンド・ザ・シティが大好き。サマンサが戻ってこないのは悲しいけど、あなた(キム)が自分にとってベストな選択をしたことを称賛する。自分を第一に考えることの良いお手本だと思う。よくやった、キム・キャトラル」という内容のツイートに「いいね」を押して、遠回しにリアクション。
I absolutely love Sex and the City and whilst I am saddened that Samantha will not return, I applaud doing what is best for you and think this is great example of putting yourself first. Well done @KimCattrall ���
— MJB� (@charlieronce) January 11, 2021
『SATC』シリーズと距離を置くことにしたのは、自分自身を優先させた結果であり、自身が下した決断に悔いはないことを示した。
ちなみに、キムが『セックス・アンド・ザ・シティ』シリーズから去ったのは、主演のサラをはじめとするキャストたちとの反りが合わなかったことが一因とされているが、サラはファンのコメントに返信するかたちで、「私は彼女のことを嫌いじゃないし、(嫌いだなんて)これまでに一度も言ったことがない。そんなことは絶対に言わない」と、以前からウワサされる不仲説について否定すると同時に、「(続編では)サマンサは物語の一部ではない。けれど、彼女が私たちの一部であることに変わりはない。どこにいても、何をしていても」と温かいメッセージを残している。(フロントロウ編集部)