『チャームド』のシーズン3が放送へ
1998年から2006年まで放送されていた、魔法を授かった姉妹が主人公のドラマ『チャームド~魔女3姉妹~』のリブート版となるドラマ『チャームド(原題/Charmed)』のシーズン3が米現地時間1月24日より放送されるのに先駆けて、第1話のあらすじが公開された。
『ディセンダント』シリーズで知られるサラ・ジェフリーが一番年下のマギーを、マドレーヌ・マントックが一番年上のメイシーを、メロニー・ディアスが中間子のメルの3姉妹を演じる『チャームド』シーズン3の第1話には、「An Inconvenient Truth(日本語で『不都合な真実』)」というタイトルがつけられており、今回公開されたあらすじによれば、第1話では「(魔法使いたちを捕らえる組織である)ザ・ファクションに追われ、3姉妹に危険が訪れ、メイシーと(ルパート・エヴァンス演じる守護天使である)ハリーは自分たちの関係に葛藤するようになる」という。
公開されているシーズン3のトレイラー映像はこちら。
サラ・ジェフリーとドラマOGたちが口論に
ドラマ『チャームド』をめぐっては昨年、『チャームド~魔女3姉妹~』のオリジナル版で四女のペイジを演じたローズ・マッゴーワンが、リブート版について「最悪」と発言したことがきっかけでサラ・ジェフリーと口論に。ローズは、リブート版には有色人種の俳優たちが多く起用されていることに触れて、「仕事が行き渡るのは嬉しいことだけどね」としつつも、「でも、最悪」だと感想を述べていた。
サラはローズからの批判に対し、「私は、大人の女性たちがこんなふうに振る舞うのはハッキリ言って惨めだし、見ていて悲しくなるということを言いたい」とツイッターで反論。「あの人たちが他のところで幸せを見つけることを願ってる。他の有色人種の女性をけなすのではない形でね。私だったら恥ずかしくなってしまいそうな振る舞いだよ」と続けて述べた。
すると、サラのこのツイートにはさらに、オリジナル版で3姉妹の1人であるパイパー・ハリウェルを演じたホリー・マリー・コームズが反論。
ホリーは、「くだらない。本当にくだらない。ハッキリ言うとね」と強い言葉をツイートした上で、「こんなこと書いて悪いけど、TV番組に対する意見が違うという理由で、反証する証拠があるのに誰かの性格を批判するなんて間違ってる。それも、自分だけ甘い蜜を吸いたいがためになんてね」、「世の中にはもっと大切なことがある。前に進みなさい」と綴り、サラに忠告。
その後、サラも再びホリーのこのツイートに反応を示して、「オーケー、ちょっと待って。自分から始めて、それをレコーディングして、公開までしたのに、間違っているって批判されたら、もっと重大な問題が突然世の中に増えるわけ?」とツイートしたユーザーの投稿をリツイートする形で、ホリーに反対する立場を示した。
一連の騒動をめぐっては、その発端となったローズ・マッゴーワンがその後、自身の発言を釈明する声明を発表しており、自身の「最悪」という発言は製作元のワーナー・ブラザーズに宛てたものだとして、「私の言い訳としては(Googleで検索してみて)、あれはワーナーブラザーズの重役や製作陣に向けたものであって、長年にわたって、冷たくあからさまなやり方で私の仕事や私の名前を使ってきた人たちに向けたもの」だったと続けた。(フロントロウ編集部)