『ワイルド・スピード』の9作目である『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』で、舞台が宇宙になるというウワサについて、ドミニク役のヴィン・ディーゼルがついに口を開いた。(フロントロウ編集部)

『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は宇宙へ

 主役ブライアン役のポール・ウォーカーの交通事故による突然の死去を乗り越え、現在までにスピンオフ作品を含めて9作品が公開されている映画『ワイルド・スピード』シリーズ。多くの人気キャラクターも誕生し、一大シリーズとして地位を確立したシリーズの最新作である『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は、2021年5月28日に全米公開を予定しているけれど、あるウワサが長いこと囁かれている。

 それは、『ワイルド・スピード』が宇宙へ行くかも!?ということ。

リュダクリスやミシェルが口を滑らせる

 これまで様々な国を舞台としてきた通称『ワイスピ』シリーズが、ついに宇宙へ飛び出すのではないかというウワサはかねてよりあり、脚本家のクリス・モーガンは、「何か言えるとしたら…。こういう時はなんて言うのがベストなんでしょうね。公開されるのを待って、自分の目で見るしかないってことですかね」と、“宇宙へ行く説”についてははぐらかしてきた。

画像: 左からリュダクリス、ミシェル・ロドリゲス、ヴィン・ディーゼル。

左からリュダクリス、ミシェル・ロドリゲス、ヴィン・ディーゼル。

 しかし2020年7月に、テズ役のリュダクリスが、米ラジオ番組『Jess Cagle Show(原題)』でウワサについて質問されると、「君は今とても重要なことを口にした。君はとても勘が鋭いね。今さっき君は正しいことを言った。でも俺の口からは言えない」と話し、続けて、「知らない。俺は君がなんて言ったか知らないよ」と、重要な秘密に触れてしまったかのような様子を見せた。

 さらに、2020年9月にレティを演じる俳優のミシェル・ロドリゲスが同番組に出演した際に、「ヤバい。なんで(宇宙進出について)知ってるの? ほらね、映画が延期になって忘れちゃうと、こういうことになっちゃうんだよ。キャストとかが舞台裏でヒミツを喋っちゃう。誰にも知られちゃいけないのに!」とし、宇宙へ行くことは事実であることを匂わせた

 ちなみに、「いや、私は行かないよ。宇宙に行くほどラッキーじゃない」とのことで、レティは宇宙へは行かないよう。

ドミニク役のヴィン・ディーゼルがついにコメント

 とはいえ、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の予告編ではとくに宇宙が舞台と見て取れるシーンは公開されておらず、物語がどう展開するのかはいまだに不明。そんななか、ついに、ドミニク役のヴィン・ディーゼルがこの件について口を開いた!

画像: ドミニク役のヴィン・ディーゼルがついにコメント

 米EWのインタビューに応じたヴィンは、これまで『ワイルド・スピード』シリーズの34、5、6でメガホンを取り、9作目でふたたび監督として戻ってきたジャスティン・リンの才能に言及した。

 「ここでネタバレはしないよ。ジャスティンは、枠にとらわれない考えが出来る監督の1人だということだけ言っておくよ。彼ならなんでもやりえるし、物語にうまく取り込めることがあれば何だろうと徹底的に模索するだろうね」

 ヴィンの口ぶりからして、彼はリン監督の手腕を心から信頼しており、監督が大胆な発想でもやりとげる人だというのは確かなよう。

 『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は、新型コロナウイルスの影響で劇場公開が約1年後ろ倒しになった。しかしそれは、ストリーミングサービスでの配信という方法は取らず、劇場公開を優先させたため。その選択や、宇宙が関連するという話からも、ぜひ劇場で見たい作品に仕上がっていることは間違いない。(フロントロウ編集部)

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