プロが実践するセッティングスプレーの使い方
ここ最近、すっかりおなじみのアイテムとなったセッティングスプレー。メイクしたての状態を長時間キープして、マスクによる崩れも防止してくれることから、手放せないアイテムになっているという人もいるのでは? そんなセッティングスプレーの崩れを防ぐ力をさらにアップさせる、とっておきの方法があるという。
そのテクニックを教えてくれるのは、映画やドラマなど数々の映像作品でメイクを手掛け、エミー賞を受賞した経歴を持つメイクアップアーティストのアンドリュー・ソトマヨール。アンドリューがオススメするセッティングスプレーの使い方は、自身が知る中でもっともメイクを長持ちさせられる方法なのだという。
ファンデの前後にも取り入れる
メイクの仕上げとして最後に取り入れることが多いセッティングスプレーだけれど、アンドリューは、ファンデーションの前後にも取り入れるようアドバイス。ファンデの後に取り入れるのは、塗ったファンデを固定して崩れにくくするためだと想像ができるものの、気になるのはその前にも取り入れるワケ。
アンドリューは、「ファンデは乾燥して肌に吸収されたり、汗や皮脂で肌から浮き上がったりして崩れてしまう。でもファンデの前にセッティングスプレーを取り入れておけば、その原因の両方をブロックできる」と米メディアCoveteurでコメント。セッティングスプレーが、肌とファンデの接触を防ぐ薄い膜のようになることで、乾燥や皮脂の分泌による崩れを予防できるのだという。
また、ファンデの上からルースパウダーなどを重ねる場合は、その後にもセッティングスプレーを噴きかけることで、パウダーも固定されてより崩れにくくなるのだとか。
ちなみにオススメのセッティングスプレーについてアンドリューは、セレブにも人気のコスメブランドであるアーバンディケイ(Urban Decay)の「オールナイターセッティングスプレー」をオススメ。日本でもECサイトから並行輸入で手に入る、海外で絶大な人気を誇るセッティングスプレーとなっている。
メイクを徹底的にヨレにくくするセッティングスプレーの一歩進んだ使い方。絶対にメイク崩れしたくない日や、メイク直しをする時間がない日などに取り入れてみては。(フロントロウ編集部)