大人気カーアクション『ワイルド・スピード』
映画『ワイルド・スピード』は、2001年から続く大人気カーアクションシリーズ。日本では『ワイスピ』という愛称で親しまれている本作は、シリーズ8作品とスピンオフ1作品が公開されている。
2021年には9作目の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が公開予定。新型コロナウイルスの影響により1年以上の公開延期となっているものの、多くのファンが最新作を心待ちにしている。
このたび、そんな『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』より未公開の画像が解禁。さらに、主演のヴィンが、米EWのインタビューで最新作について語った。
シリーズにカムバックしたハンの新画像が公開
映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』には、命を落としたと思われていたキャラクター、ハンがカムバックする。
ハンは映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』で事故死し、『ワイルド・スピード SKY MISSION』では葬儀も執り行なわれた。ところが、殺害の実行犯の1人だったデッカード・ショウはファミリーに迎え入れられ、そればかりではなく、彼をメインにしたスピンオフ作品まで制作されることに。
この一連の流れに疑問を抱いたファンは「ハンに正義を」という意味を持つハッシュタグ「#JusticeForHan」を制作し、ハンの名誉のために尽力してきた。
そんな動きもあってか、公式はその運動に呼応して、「Justice is Coming(正義は下される)」というコメント共に最新作にハンを復帰させた。
ヴィン・ディーゼル、「ハンはシリーズに欠かせない」
米EWのインタビューでハンのカムバックについて質問されたヴィンは、「ハンはシリーズに欠かせないキャラクター」とコメント。
続けて、「覚えているかもしれないが、彼(ハン)はある意味で、ドム・トレットの数年の不在の原因を作っていた。メキシコで一緒に仕事をしていたのも彼、ドムの居場所を知っていたのも彼、そして、ドムが『TOKYO DRIFT』で戻ってきた時にはその橋渡し役にもなっている。だから、ハンというキャラクターには何か特別で魔法のようなものがあるんだ」と語った。
さらに、「映画を見ればそれを感じてもらえると思うが、その(ハン復活)本質には、家族に背を向けるなということだけでなく、家族をあきらめるな、ということがある。ストーリーを明かさずに言えば、最新作のテーマは「家族をあきらめるな」ということ」と、ハンのカムバックに含まれた感動すら覚える思いを明かした。
公開が待ちきれない『ワイルド・スピード』最新作、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は2021年公開。(フロントロウ編集部)