マーベル・スタジオのドラマ『ワンダヴィジョン』で主役のヴィジョンを演じる俳優のポール・ベタニーが実践している、ヴィジョンのメイクの落とし方がシュール過ぎる。(フロントロウ編集部)

ヴィジョンのメイクは落とす時がツラいとポール・ベタニー

 1月15日より配信がスタートしたマーベル・スタジオ初のオリジナルドラマ『ワンダヴィジョン』。ドラマの主役の1人である人造人間のヴィジョンは、サイボーグのようなユニークな見た目が印象的だけれど、彼を演じるポール・ベタニーが、毎回ヴィジョンのメイクをしなければいけないことに苦労していることは想像にかたくない。

 実際、ポールはヴィジョンになるために毎回自身に赤いメイクをしなければいけないことにかなり苦労しているようで、英Digital Spyなどに対し、メイクが撮影における「ツラい」部分だと告白した。

 インタビューのなかで、「こういうことを話すのは好きではないのだけどね。文句ばかり言っている俳優のように聞こえてしまうでしょう?」と前置きしつつも、「今で言えば、病院で看護師として働いているわけではないし、コスチュームについての不満はなかなか話しづらいのだけど、打ち明けることにするよ」とポール。

 苦労しているのは、どちらかというとメイクをつける時よりも落とす時のようで、「落とす時のほうが、ダメージを受けるんだ」と告白して、「これが1週間に2日や3日なら問題ないのだけど、週に6日もこれで仕事をするとなると、肌がボロボロになってしまうんだよ」と続けた。

メイクを落とすためにやっていることとは?

 ヴィジョンになるためのメイクを落とすのがかなり厄介な作業であることはポールの話からも想像がつくけれど、メイクを落とすために、スタジオには「小さな移動式のサウナ」が設置されているのだそう。

画像: メイクを落とすためにやっていることとは?

 ポールによれば、撮影を終えた後でメイクを落とすためにサウナに入っているそうで、「夜もふけた頃に、小さな魔法の棚に入って、ビールを飲みながら座るんだ」と、メイクを落とす前のルーティンについて語っている。

 ヴィジョンがサウナに入っているところを想像するだけでもシュールだけれど、ポールが言うには、「ローブを着て、頭には温かいタオルを巻いた状態で30分ほど座って、汗でメイクを落とそうと頑張ってみる」のだそう。顔にヴィジョンのメイクをつけたままサウナにしばらく滞在すると、「たとえ汗では流れなくても、剥がれやすくなるから、簡単に落とせるようになる」という。

 1月22日には最新話となる第3話が配信されたドラマ『ワンダヴィジョン』は、マーベル・スタジオ初のシットコムとなっていて、笑える要素もたくさん。主演を務めるポールが毎回ヴィジョンの顔でサウナに入っているところを想像すれば、さらに笑えるかも?(フロントロウ編集部)

 

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