バイデン大統領がPOTUSアカウントを開始
米時間1月20日にジョー・バイデン氏が第46代アメリカ合衆国大統領に就任し、カマラ・ハリス副大統領と共に、バイデン=ハリス政権が誕生。それに合わせて、ツイッターに存在する大統領専用アカウント@POTUSがバイデン新大統領のものとして新スタートを切った。
@POTUSは2015年のバラク・オバマ政権の時代に誕生したツイッターアカウントで、2017年にドナルド・トランプ氏へと受け継がれ、今回、それがバイデン氏に受け継がれた(※オバマ氏→トランプ氏の時はフォロワーはそのままだったものの、ツイッターの意向により、トランプ氏→バイデン氏の時はフォロワーは引き継がれず、バイデン氏はフォロワーゼロからのスタートとなった)。
そんなバイデン新大統領の@POTUSアカウントが、ある人を真っ先にフォローした。それは、モデル出身で現在は司会者や実業家として活躍するクリッシー・テイゲン(@chrissyteigen)。
フロントロウ編集部が確認したところ、記事執筆時点で@POTUSアカウントがフォローしているのは合計12アカウント。ホワイトハウス、カマラ・ハリス副大統領、大統領の夫人ジル・バイデン氏、副大統領の夫ダグ・エムホフ氏の順番にフォローされており、その後には、報道官や参謀長といったホワイトハウス関係者のアカウントがズラッと並ぶ。その中に、ぽつんと1つだけ身内ではないクリッシーのアカウントが。
クリッシー・テイゲンはトランプ前大統領がブロックした人
では、なぜクリッシーはバイデン政権にフォローされたのか?
ご存知の方も多いかもしれないけれど、クリッシーはツイッターでのトランプ前大統領いじりで有名な人。トランプ氏が米大統領になる前からツイッターでトランプ前大統領への嫌悪を表しており、大統領に就任した後も、「今、トランプ・ビルの中にあるスターバックスにいるって気づいた。やっぱりね、サイコで人種差別的な匂いがしたんだよね」や、「毎日、1日2回、11時11分にあなたが弾劾されますようにって願ってるよ」などと、頻繁にトランプ前大統領についてツイート。
一方のトランプ前大統領は、クリッシーのことを「口が汚い」と批判するなどカウンター攻撃していたほか、2017年7月25日、ついにクリッシーのアカウントをブロック。クリッシーはそんなこともお構いなしに、その後も、トランプ前大統領批判をツイッターで続けていた。
そんなクリッシーが、バイデン=ハリス政権の誕生に合わせて、バイデン新大統領に向けて、「ハロー、ジョー・バイデン。この4年間大統領にブロックされたままだったから、私のことフォローしてもらえますか」とツイート。
するとなんとこれに、バイデン政権が反応。クリッシーは、大統領専用アカウント@POTUSが身内以外で初めてフォローした人となった。これにはクリッシー自身もさすがに驚いたようで、「オーマイゴッド!!!」と投稿。続けて、「心臓が、オーマイゴッド、爆笑。ついに大統領のツイートが見える。そしてその内容がきっと錯乱していない」とツイートした。(フロントロウ編集部)