ジョー・バイデン政権の誕生を記念した特別番組が放送
米現地時間1月20日、首都ワシントンでアメリカ大統領の就任式が行なわれ、2020年の大統領選挙で勝利を収めたジョー・バイデン氏が第46代アメリカ合衆国大統領に就任した。また、第49代アメリカ合衆国副大統領となったカマラ・ハリス副大統領は、女性として初めて、アフリカ系アメリカ人として初めて、アジア系アメリカ人として初めての副大統領となった。
就任式では、レディー・ガガが国歌斉唱を披露。また、ジェニファー・ロペスが愛国歌として親しまれる「我が祖国」と「アメリカ・ザ・ビューティフル」のメドレーを披露したり、共和党支持で知られるカントリー歌手のガース・ブルックスが、「団結」のメッセージを掲げるためにパフォーマンスを行なったことなどが話題になったけれど、その日の夜には、俳優のトム・ハンクス司会のもとで、バイデン大統領の就任を記念した特別番組『Celebrating America』が放送された。
ケイティ・ペリーらがパフォーマンスを披露
『Celebrating America』には、ブルース・スプリングスティーンやジャスティン・ティンバーレイク、デミ・ロヴァート、ケイティ・ペリーら多くのアーティストが出演して、バイデン大統領の就任を祝福するパフォーマンスを披露した。
オープニングパフォーマンスを披露したのは、アメリカを代表するロックミュージシャンの1人であるブルース・スプリングスティーンで、2016年に大統領自由勲章を授与されたことでも知られるブルースは、「Land Of Hope And Dreams」をパフォーマンス。同曲は、「今日で最後にしよう/明日になれば太陽が輝き/すべての闇は過ぎ去っていく」などと歌う、新しく始まる日々への希望のメッセージが込められた楽曲となっている。
そして、番組のフィナーレを担当したのはケイティ・ペリー。ワシントン記念塔の前からパフォーマンスを行なったケイティは、一人一人を花火になぞらえ、かけがえのない存在だと歌う2010年リリースの代表曲「Firework」を披露。楽曲のパフォーマンス中には、実際に花火が周辺であがり、バイデン大統領とジル・バイデン大統領夫人や、ハリス副大統領と夫で弁護士のダグ・エムホフ氏がバルコニーなどから花火とパフォーマンスを見届けた。
『Celebrating America』の視聴はこちら。
(フロントロウ編集部)