上品で柔らかな仕上がりが魅力のパウダーファンデーション。しかし、塗り方を間違えると「ムラ」や「厚塗り感」がでることも…。そこで、海外のメイクアップアーティストが崩れにくく、美しく仕上がるパウダーファンデの正しい塗り方を紹介。(フロントロウ編集部)

パウダーファンデーションを上手に仕上げるには?

 ふんわりとナチュラルな仕上がりや手軽さで人気のパウダーファンデーションだけれど、仕上がりにムラができたり、逆にパウダーを塗りすぎて厚塗り感がでたりと、なんだか上手に使いこなせないと悩んでいる人もいるのでは?

 メイクアップアーティストのニック・ルジャンによると、パウダーファンデーションをキレイに仕上げる最大のポイントは「肌の土台づくり」。

画像: パウダーファンデーションを上手に仕上げるには?

 ここをおろそかにしてしまうと、パウダーファンデーションが肌にしっかり密着せず、ムラやメイク崩れの原因になるとニックは言う。そこで、今回はパウダーファンデーションを崩れにくく、より美しく仕上げるコツを米Style Casterで紹介した。

肌の下準備がカギ

 はじめに、洗顔後にミセラーウォーターで肌をリセット。ニックいわく、たとえメイクをしていなくても、肌の表面には空気中の汚染物質や垢、汗、ほこりなどの汚れが付着しており、メイク前にしっかり落とす必要があるそう。

 次に、化粧水や美容液、保湿剤などで肌にしっかりと水分を与える。ニックは「化粧水や美容液を塗るときは、指先に数滴つけて、肌に軽くたたくように塗りこむのがコツ」とも話している。

画像: 肌の下準備がカギ

 ひと通りスキンケアが終わったら、今度は肌のタイプに合わせてプライマー(化粧下地)を肌にのせる。ニックによると、プライマーをのせることで肌がなめらかになり、後からのせるパウダーファンデーションが格段にキレイになるという。

 さらに、ここで重要なのは、すぐにパウダーファンデーションを塗らないこと。ニックは「スキンケアを塗り終えたら、メイクをする前に数分ほど時間を空けるのがコツ。肌をふっくらさせつつ、プライマーをなじませる必要があるからね。その間に髪を手入れしたり、朝のコーヒーを飲んだりするといいよ」と勧めている。

スポンジを使って塗る

 そして、いよいよパウダーファンデーションの出番。このとき、ニックはスポンジを使うようオススメ。なんでも指やブラシを使うとムラができやすく、カバー力が下がってしまうのだとか。

画像: スポンジを使って塗る

 上手に仕上げるポイントとして、ニックは「リキッドと同じように、まず一番カバー力が必要な部分にファンデーションを塗ること。その後、上下に伸ばしながら肌全体を整え、最後に首まで伸ばしてシームレスに仕上げて」とアドバイスした。

 とくにマスクが手放せない時期、外出先でもパパッと手軽に使えるパウダーファンデーションは強い味方。いままでリキッドやクリームファンデ派だったという人は、これを機にパウダーファンデーションを試してみるのもいいかも。(フロントロウ編集部)

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