エディ・レッドメインが『ファンタビ』最新作を語る
記念すべきシリーズ1作目の映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』とその続編『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』に続き、2022年公開予定の最新作『ファンタスティック・ビースト3(仮)』でも主人公のニュート・スキャマンダーを演じる俳優のエディ・レッドメインが、最新作の撮影の裏話を米Varietyのインタビューで語った。
俳優同士がお互いにインタビューをし合うVarietyの名物企画「Actors on Actors(原題)」で、官能映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のクリスチャン・グレイ役でおなじみの俳優ジェイミー・ドーナンと対談を行なったエディは、ジェイミーから「『ファンタスティック・ビースト3』ではどんなことが期待できる?」と聞かれ、こう答えた。
「事実を伝えることしかできないけど、イギリスのリーブスデンやワトフォードで夜間に水中で撮影をする必要があったんだ。本当は夏にやる予定だったけど、(新型コロナウイルスによる)ロックダウンの影響で撮影が中断になっちゃって、結局、12月にその撮影を行なった。それで僕は突然、イギリスの真冬に屋外で泳ぐはめになったってわけ」
日本よりも冬の冷え込みが厳しいイギリスで、それも夜間に水中で撮影を行なうなんて過酷すぎる…! 詳しい状況を説明するとネタバレになってしまうため、具体的に水中でどのような撮影を行なったのかは明かさなかったものの、「どんなことが期待できる?」という質問に対し、水中のシーンの話を持ち出したということは、エディが文字通り体を張って撮影したこの場面が、最新作の大きな見どころのひとつである可能性は大。
ジェイミーが“もうひと声”求めるも、「筋書きについて何か教えられることはあるかって?あんまりないね。それは、今度うちにディナーを食べに来た時に話すよ。ここでは話せないんだ。秘密保持契約書にサインしちゃったからね」と言うにとどまり、最後まで口を割ることはなかった。
ちなみに、フロントロウで何度もお伝えしているが、過去2作品でシリーズ最大の黒幕である闇の魔法使い、ゲラート・グリンデルバルドを演じていた俳優ジョニー・デップが、元妻アンバー・ハードとのいざこざに関連する名誉毀損裁判に敗訴したことが原因で製作元であるワーナー・ブラザースから事実上のクビを宣告され、最新作の撮影途中に降板。代わりに“北欧の至宝”と言われる俳優のマッツ・ミケルセンが、グリンデルバルド役を引き継ぐことになった。(フロントロウ編集部)