ドラマ『アンブレラ・アカデミー』に出演するエリオット・ペイジが、2018年に結婚した妻でダンサーのエマ・ポートナーとの離婚を申請したことがわかった。(フロントロウ編集部)

エリオット・ペイジが妻と離婚

 映画『ハードキャンディ』や『JUNO/ジュノ』、『インセプション』といった映画好きに愛される作品への出演で知られ、近年では、Netflixのヒーロードラマ『アンブレラ・アカデミー』のヴァーニャ役でもおなじみの俳優のエリオット・ペイジが、2018年1月に結婚した妻でダンサー兼振付師のエマ・ポートナーとの離婚を申請したことが、Paige Six、Us Weekly、TMZといった米メディアの報道により明らかになった。

 Paige Sixによると、エリオットは現地時間の1月26日にマンハッタンにあるニューヨーク州最高裁判所にエマとの離婚を申請したという。

画像: 2017年映画『フラットライナーズ』のプレミアにて。

2017年映画『フラットライナーズ』のプレミアにて。

 エリオットとエマは2017年の夏ごろに交際をスタート。インスタグラムで、時折、仲睦まじい姿を公開したり、エリオットの出演作のプレミアにエマが同伴したり、エマが正体を受けたダンス関連のイベントにエリオットがプラスワンとして参加することもあった。


エリオットのカミングアウトを支持

 エリオットといえば、2020年12月にトランスジェンダーであることををカミングアウトしたことも記憶に新しい。

 SNSで公開したファンへの長文メッセージのなかで、自身のジェンダーについて、生まれた時に割り当てられた“女性”ではなく、“男性”だと自認していることを明かしたエリオットは、以降、これまで名乗ってきた「エレン・ペイジ(Ellen Paige)」ではなく、「エリオット・ペイジ(Elliot Paige)」として活動していくと発表した。

画像: エリオットのカミングアウトを支持

 この際、エマは「エリオット、あなたのことをとても誇りに思う。トランスジェンダーもクィアもノンバイナリーの人々も、この世界にもたらされた贈り物。みなさんには、忍耐強さとプライバシーへ配慮をお願いしたいですが、どうかトランスジェンダーの人たちの日々の生活を熱心にサポートすることに協力してください。エリオットの存在は、贈り物です」とコメント。新たな一歩を踏み出したエリオットを今後もサポートしていく意思を明かしていた。


じつは昨年夏に破局していた

 円満そうに見えた2人の突然の離婚報道に世間に衝撃が走るなか、エリオットとエマは米The Hollywood Reporterに連名で声明を発表。

 「慎重な考慮を重ねたうえで、昨夏の別れを経て、私たちは離婚という難しい決断をしました。今後もお互いに最大限の敬意を払い、親しい友人であり続けるつもりです」と、じつは2020年の夏に別れていたという事実を告白しつつ、円満な離婚であることを強調した。(フロントロウ編集部)

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