あるウーバーイーツ配達員の姿に、心が締めつけられる。(フロントロウ編集部)

車から降りてきたUber Eats配達員は…

 新型コロナウイルスの影響が拡大するなかでも、医療従事者やスーパーなどの従業員、宅配便業者など、リモートでなく働き続ける人がいる。そして、家にいる時間が増えたことで、食事のデリバリーを頼む人も増えたはず。デリバリー配達員も、リスクがあるなかで働き続けている。

 そんななか、日本でも普及しているアメリカ発のデリバリーサービスのウーバーイーツを使って、アメリカに住む1人の男性が食事をオーダーしたところ、配達員の姿に胸が締めつけられる人が続出した。

 彼がTikTokに公開した映像に映るのは…、背中が曲がったおじいちゃんが商品を持って降りてくるところ。

 ※TikTok動画が含まれます。動画が再生されない場合はフロントロウのオリジナルサイト でお楽しみください。

@zucchinifries

Saddest thing i saw today. Make sure you take care of the people delivering your food � #Fyp #foryou #trending #tipyourdriver #ubereats #doordash

♬ If the World Was Ending - feat. Julia Michaels - JP Saxe & Julia Michaels

 自分よりも年上であろう年配の男性が、コロナ禍であっても配達員として働き続けていることに、多くのTikTokユーザーが考えさせられることに。動画の投稿主は、「チップを忘れないで」とコメントした。

89歳のピザデリバリー配達員も話題に

 2020年9月には、89歳で、1週間に30時間をピザのデリバリー配達員として働いているおじいちゃん、デルリン・ニューウェイが話題に。89歳という高齢は、コロナ禍でなくとも働くには厳しい。しかし、明るく配達を続けるデルリンのことを、TikTokerのカルロスが動画で公開したところ、彼は一躍有名人となった。

 カルロスと彼の妻は、デリバリーを頼む時には、あわせて配達員としてデルリンを指名するほどになったのだけれど、となるとカルロスのフォロワーの関心は、なぜ彼がその年齢で働き続けているのかということ。

 デルリンによると、社会保障だけでは暮らしていけないからだという。

 そこでカルロスたちは、デルリンのためにクラウドファンディングを立ち上げることに。するとなんと、デルリンのために、合計で12,069ドル(約130万円)のチップが寄せられる結果に!

 一時的な支援を、意味がないとか、偽善だと表現する人はいるけれど、意味がないから、偽善だから何もしないのと、そうであっても支援をするのは、どちらが助けになるのだろうか。

 カルロスや多くの支援者によって予想もしていなかったサプライズを受けたデルリンは、「信じられない」と繰り返し、カルロスたちと固いハグを交わした。(フロントロウ編集部)

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