人気爆発のドラマ『ブリジャートン家』
時代劇版の『ゴシップガール』だとも評されているNetflixオリジナルドラマの『ブリジャートン家』。2020年12月25日に配信が始まるや否や世界中で人気を博し、76か国で視聴率ナンバー1を記録する大ヒットとなっている。
本作の舞台は19世紀初め、摂政時代終末期のイギリス上流社会。ロンドン社交界で熱い視線を集めるブリジャートン家の8人の兄弟姉妹が、“真実の愛”を追い求める姿を描いている。
そんな『ブリジャートン家』には、当時のイギリスには無いものが多数映り込んでいることが、海外ファンの間で話題になっている。
『ブリジャートン家』では、1800年台のイギリスには無いものがチラリ
複数の『ブリジャートン家』のファンは、ドラマの中に、1800年代のロンドンには存在していなかったものを発見。それをTwitterで報告した。
Really enjoying Bridgerton, but with the technology available to film makers these days, a yellow line? pic.twitter.com/Ah4rljsfKn
— West End Fan (@WestEndFan1) January 11, 2021
まず見つけられたのは、シリーズの最初のエピソードにおけるオープニングシーンでの間違い。そこでは馬車が石畳の道を歩いていく様子が描かれており、道の端には黄色い線が引かれている。ところが、英The Independentによると、駐車制限を表すこの線は、イギリスでは1947年まで無いものだった。
また、他のエピソードでも、電気通信用のマンホールがはっきりと映っていたり、街路樹の影に道路標識があったりと、「写ってはいけないもの」が多々見つかった。しかし『ブリジャートン家』のファンは、そういった間違いに対し「19世紀のイギリス人がそんなふうに先駆者であることに気づかなかった」と冗談を飛ばし、間違いを見つけることにも面白みを見出しているよう。
ドラマ『ブリジャートン家』はNetflixで配信中。(フロントロウ編集部)