不朽のSF映画『ターミネーター』
『ターミネーター』は、未来で繰り広げられる人類と機械との果てしない闘いを描いたSF大作。アーノルド・シュワルツェネッガーが「ターミネーター」と呼ばれるアンドロイドの“T-800”を演じ、爆発的な人気を博した。
監督を務めたのは、映画『タイタニック』や『アバター』など、様々な名大ヒット作を生み出してきたことで知られているジェームズ・キャメロン。今では、アカデミー賞受賞監督としてだけでなく、映画の歴代興行収入を更新し続ける人物として有名。
そんな彼は、『ターミネーター2』にある役でカメオ出演している。
ジェームズ・キャメロン監督、絶妙なカメオ出演
映画監督の中には、自身の作品で観客がはっきりとわかるようにカメオ出演する人もいるけれど、キャメロン監督はどうやらバレないように出演するのが好きなよう。
そんなキャメロン監督が出演したのは『ターミネーター2』の山場ともいえるT-1000が溶鉱炉に沈んでいくシーン。なんと彼はT-1000の人間離れした叫び声を担当していた。
スタッフが制作した音に納得できなかったキャメロン監督は、自分の声を使ってT-1000の死の瞬間を作り上げることにしたという。その声に恐怖を感じた観客も少なくないのでは。
今度『ターミネーター2』を鑑賞する時には、ぜひキャメロン監督の声に耳を傾けてみて。(フロントロウ編集部)