アン・ハサウェイとジャレッド・レトが、シェアオフィス事業を展開するWeWorkの創始者を描くAppleTV+のドラマ『We Crashed(ウィー・クラッシュト)』で共演することがわかった。(フロントロウ編集部)

WeWorkの失墜劇が早くもドラマ化

 映画『プラダを着た悪魔』や『魔女がいっぱい』のアン・ハサウェイと『ファイト・クラブ』や『スーサイド・スクワッド』のジャレッド・レトが共演することが米THRなどによって報じられた。

 2人が出演するのは、シェアオフィス事業を展開する企業の「WeWork」をテーマにしたAppleTV+のドラマ『We Crashed(ウィー・クラッシュト)』。

画像: WeWorkの失墜劇が早くもドラマ化

 WeWorkはニューヨークに本社を置く企業で、ビジネスマンに向けてコワーキングスペースを提供している。29か国に528箇所あるオフィスは、ここ日本にも進出しており、オフィスと会員を増やしてきた。

 オシャレな内装とオフィスをシェアするというスタイリッシュな働き方改革は、新進気鋭の企業家やフリーランスのビジネスマンから憧れの場として注目され、ソフトバンクからの多額のファンドを受けながら急成長。

 ところが2019年、社内の驚くべき実態を暴露する記事がネットに投稿され、いまやWeWorkの市場価値は地に落ちたと言っても過言ではない。

 その内容は、設立者のアダム・ニューマンのまるで超ブラックすぎる経営体制。「男性優位」という言葉では収まらないほどの性別差別や、マイルールたっぷりの規則、年に一度開催されるセックス、ドラッグ、暴力などが入り乱れる退廃的なパーティー…。数えきれないほどの仰天エピソードに加え、サウジアラビアの王族との金の絡んだ「黒い繋がり」までもが続々と暴露された。

画像: アダム・ニューマン

アダム・ニューマン

 この混乱の煽りを受け、ソフトバンクグループは多大な損失をこうむり、グループの孫正義社長は「WeWorkで投資の失敗をしたのは公に認めている。私がばかでした。私が失敗しました。私が見損ないました」と声明を出した。

 そんなアダム・ニューマンとその共同創設者である妻のレベッカを、それぞれジャレッドとアンが演じるAppleTV+のドラマ『We Crashed(ウィー・クラッシュト)』は今後詳細が決定していく。(フロントロウ編集部)

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