『グレイズ・アナトミー』でイザベル・スティーブンスを演じたキャサリン・ハイグルが、過去にうつ状態となっていたことを明かした。(フロントロウ編集部)

『グレアナ』をシーズン6で降板したキャサリン

 2005年に放送が開始され、いまなお続くロングランシリーズの『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』では、さまざまなキャラクターが登場してきた。そのなかでも、初期のシーズン1からシーズン6まで、イジーことイザベル・スティーブンスを演じたのはキャサリン・ハイグル。

画像: ⓒTOUCHSTONE TELEVISION / Album/Newscom

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 本作での演技でエミー賞にもノミネートされたキャサリンは、シーズン6で本作を降板した後は、しばらく目立った話題作への出演はなかったけれど、最近では、メーガン妃が出演していたドラマ『SUITS/スーツ』のシーズン8に出演したり、Netflixドラマ『ファイアフライ通り』に主演したり、女性初のアメリカ大統領候補となったビクトリア・ウッドハルを描くドラマ『Woodhull(原題)』でエグゼクティブプロデューサーと主演を務めることになったりと、ドラマの分野でふたたび存在感を発揮している。

 しかし『グレイズ・アナトミー』を降板した前後には、撮影現場での態度などが批判されることもあったキャサリン。そんな彼女が、米Washington Postのインタビューで、当時をこう振り返った。

 「みんなが好まないようなことをいくつか言ったかもしれないけど、それがエスカレートして、“彼女は恩知らず”だってなって、さらにエスカレートして“彼女は難しい”ってなって、さらに“彼女はプロらしくない”ってなった。難しいって何?あなたが好きではない意見を持つ人のこと?私は今42歳になったけど、これについては強く怒りを感じる」

画像: 『グレアナ』をシーズン6で降板したキャサリン

キャサリン・ハイグル、うつ状態になっていた

 同ドラマの降板後、キャサリンはたびたびハリウッドで最も嫌われる女性俳優と呼ばれることなどもあり、彼女はそのような世間の反応について行き過ぎだったと感じているよう。また、「私が謝罪すれば、みんなはさらにそれを求めてきた」とし、収まらない批判にストレスを抱えていたことを明かした。

 「母と夫に、誰か助けてくれる人を見つけてほしいと頼んだの。じゃなければ、死にたいと感じていたから。助けを本気で求めなければいけないほど悪化するまで、自分がどれだけの不安を抱えていたのかに気がつかなかった」と語り、抗うつ剤の「大ファン」だとコメントした。

 キャサリンを応援するファンにとっては少し心配になってしまう発言だけれど、新作が続々と決定しているということは、精力的に活動できる程度には元気になったということ。彼女のこれからの期待作を楽しみにしたい。(フロントロウ編集部)

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