ダイアナ妃に扮したクリステン・スチュワートの姿をキャッチ
イギリス王室のチャールズ皇太子の元妻で、ウィリアム王子&ヘンリー王子の母である故ダイアナ元妃(享年36歳)の“人生の転機”を描く映画『スペンサー(原題:Spencer)』の撮影が、つい先日、ドイツのフランクフルトにあるシュロスホテル クロンベルクで行なわれた。
『スペンサー』の舞台は、ダイアナ元妃が命を落とした事故からさかのぼること6年前の1991年。チャールズ皇太子との離婚を決意した、サンドリンガム・ハウス(※)での“ある週末”にフォーカスした作品になるといい、実際のサンドリンガム・ハウスでは撮影を行なうことができないため、同ホテルがその代わりとして選ばれた。
※エリザベス女王の私邸のひとつで、ロイヤルファミリーは毎年クリスマスをそこで過ごすのが慣例となっている。
ちなみに、タイトルの「スペンサー」はダイアナ妃の旧姓である。
つい先日、ダイアナ妃に扮したクリステンの写真が、同映画を製作する映画プロダクション、Neon(ネオン)の公式SNSを通じて公開され、あまりの激似っぷりに、多くの人々から「本人かと思った」といった声が上がったことをお伝えしたが、今回、フロントロウ編集部が入手した撮影中の「横顔」も本人にしか見えない。
残念ながら、正面からの姿をとらえることはできなかったが、その完成度の高さは横顔からだけでも十分にうかがえる。トレードーマークのボリューミーなショートヘアに、上品な白のブラウス&ダークカラーのボトムスを合わせたファッションも、まさにダイアナ妃そのもの。
ただし、撮影が終わってホテルから出てくる時にはいつものクリステンに戻っていた。
『スペンサー』は一体どんな作品に仕上がるのか? 独特の“ミステリアスさ”が起用の決め手になったというクリステンが、今もなお世界中の人たちから愛され続けるダイアナ妃をどのように演じるのかに期待がかかる。
映画『スペンサー』は2021年秋に公開予定。(フロントロウ編集部)