レオナルド・ディカプリオが“タイタニック・マネー”で買った別荘
代表作がいくつもある俳優のレオナルド・ディカプリオの人気を世界規模の大スターに押し上げたブレイク作といえば、やはりジェームズ・キャメロン監督が手がけた1997年の映画『タイタニック』。
世界興行収入2590億円を稼ぎ出し、公開から24年が経った現在でも『アベンジャーズ/エンドゲーム』、『アバター』に次ぐ歴代3位の記録を保持している本作への出演で、レオナルドが手にしたギャラの総額は42億円を超えると言われているけれど、レオがそんな“タイタニック・マネー”で購入したものの1つにカリフォルニアのマリブビーチに建つ1.6億円のビーチハウスがある。
海を愛するレオナルドが、2016年に売りに出すまで(※)約18年間にわたって所有していたこの別荘に、時折、友人たちを招いて楽しいひと時を過ごす様子がパパラッチのカメラに収められたこともあった。
※結局売却はやめ、現在は高級賃貸物件として、月1900万円で貸し出されている。
『タイタニック』グッズがいっぱい
メインハウスと2つの離れからなる「ザ・成功者」といった印象のビーチハウスには、じつは面白い見どころがあったと、当時、レオナルドが所有する数々の物件の内装コーディネートを担当していたインテリアデザイナーが暴露。
なんと、この別荘内には、『タイタニック』のポスターやタオル、バスローブなど、とにかく“『タイタニック』づくし”な空間が存在したという。
米ポッドキャスト『Behind The Velvet Rope with DavidYontef(ビハインド・ザ・ベルベット・ロープ・ウィズ・デヴィッド・ヨンテフ)』に出演したインテリアデザイナーのメーガン・ウィーヴァーいわく、別荘に足を踏み入れると、「すべてが『タイタニック』だった」といい、「タイタニックのタオルにポスターに、とにかくタイタニックだらけ」だったそう。
メーガンは、レオナルドに雇われている最中、彼の母のイルメリンにとても良くしてもらっており、当時付き合っていたカナダ人の恋人がカリフォルニアを訪れた際は、イルメリンの厚意で、このビーチハウスに泊まらせてもらったという。
恋人には、物件が誰のものかは明かしていなかったものの、室内にある『タイタニック』グッズのオンパレードに、さすがの恋人もピンと来たようで、「これって、まさかレオナルド・ディカプリオの家…? 」と驚いていたという。
ちなみに、普段から、おもにビーチハウスを利用していたのはイルメリンで、『タイタニック』づくしのデコレーションは、もしかするとレオナルドではなくイルメリンのアイディアだった可能性もあると、メーガンは話している。
「今はそんなことはしていないと思うけど、昔はそう(『タイタニック』づくし)だった。90年代のこと。映画が公開されてまだそんなに時間が経っていない頃だった。彼があの家に行くことはそんなに多くなかったら、たぶん彼のママの仕業かもね」。
メーガンいわく、ビーチハウスに置かれていたベッドのマットレスは、「人生最高の寝心地だった」そうで、室内の内装やインテリアはプロの彼女から見ても、センスが良かったという。そんなオシャレな家に『タイタニック』づくしの空間が存在するというギャップが興味深かったとも話している。(フロントロウ編集部)