いよいよ日本時間2月8日に開催されるNFLの頂上決戦スーパーボウル。新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、異例づくしな2021年のスーパーボウルから、フロントロウ編集部で注目したい5つの点をピックアップ。(フロントロウ編集部)

新型コロナウイルスの感染拡大で収容人数に制限

 2021年のスーパーボウルは、フロリダ州タンパにあるレイモンド・ジェームス・スタジアムにて開催。レイモンド・ジェームス・スタジアムは、6万5,000人以上を収容することができるけれど、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でスタジアムにて生観戦できるのはたった1万4,5000人程度。

 しかし、追加で約7,500人の収容が決定。こちらは第1線で新型コロナウイルスと闘っている医療従事者に敬意を表わすために設けられた枠で、ワクチンを接種した医療従事者が無料で参加することができる。

画像1: 第55回スーパーボウルは異例づくし!2021年の5つのポイントに注目

スーパーボウル史上初の女性レフリー

 今回で55回目の開催となるけれど、史上初めて女性がレフリーを務めることに。スーパーボウルで女性として初の審判を務めるサラ・トーマスは、2015年にNFL初のフルタイムの女性審判として採用され、約6年の歳月をかけてNFLの決勝戦であるスーパーボウルの審判を任されるまでに。

 3児の母親であるサラは女性として初めてスーパーボウルで審判を任されることについて「とても意味のあること。史上初になるつもりはなかったけれど、娘やあらゆる場所にいる若い女の子や女性だけでなく、若い男の子と男性にも私が影響を与えているのは驚くべきこと」とNFLに語っており、フィールドに出てきた時には、少し涙目になるだろうと話した。

画像2: 第55回スーパーボウルは異例づくし!2021年の5つのポイントに注目

CMに異変が

 スーパーボウルといえば、CMも見どころの1つ。毎年大手企業は30秒の枠を5億円以上で購入し、スーパーボウルだけのためにCMを作り放送するのだけれど、今年はこれまで37年間スーパーボウルでCMを放送し続けてきたバドワイザーがCMを出さず、スーパーボウルのCMに使う資金をワクチンの接種を呼びかけるキャンペーンに使用すると声明を出した。さらには、コカ・コーラ、アウディ、ヒュンダイなどもCMを出さないよう。

ザ・ウィークエンドがハーフタイムショー

 これまでマイケル・ジャクソンをはじめ、ビヨンセ、ブルーノ・マーズ、レディー・ガガ、コールドプレイなど数々のアーティストが出演してきたハーフタイムショーでパフォーマンスを行なうのは、グラミー賞受賞アーティストのザ・ウィークエンド。

 例年はファンがアーティストの周りで盛りあげたり、一体となってパフォーマンスを行なったりするけれど、コロナ禍でそういった演出もできないため、ザ・ウィークエンドは「家で見ているファンとつながり、映画を見ているようなパフォーマンスをすることにこだわってきた。それをスーパーボウルでもやりたい」と米Billboardにパフォーマンスのプランを語った。さらにザ・ウィークエンドは、自分の思い通りのショーを行なうべく、約7億7,000万円(700万ドル)を自腹で追加するという。

画像3: 第55回スーパーボウルは異例づくし!2021年の5つのポイントに注目

トム・ブレイディが10度目のスーパーボウル

 ブラジル出身のスーパーモデル、ジゼル・ブンチェンを妻に持つトム・ブレイディはNFL史上最強の選手としての呼び声も高い。約20年ニューイングランド・ペイトリオッツに在籍していたトムは、9回もチームをスーパーボウルに導き、うち6回優勝するというNFLの記録を樹立。そして2020年のシーズンからタンパベイ・バッカニアーズに移籍し、移籍後最初のシーズンでチームはスーパーボウル出場の切符を手にし、トムは10回目となるスーパーボウルに出場する。

画像4: 第55回スーパーボウルは異例づくし!2021年の5つのポイントに注目

 NFLの頂上決戦であるスーパーボウルは日本でも2月8日(月)8時30分よりNHK BS1や日テレG+、そしてDAZNなどで生中継されることが決定している。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.