故キャメロン・ボイス最後の作品
キャメロン・ボイスはディズニー・チャンネルの映画『ディセンダント』シリーズやドラマ『ジェシー』などの出演で知られる俳優。2019年、20歳だった彼は睡眠中に発生した持病のてんかんによる発作でこの世をさり、家族や友人をはじめ多くの関係者やファンに大きな衝撃を与えた。
彼の死後、遺作としてテレビ映画『ディセンダント3』やHBOによる新コメディドラマ『Mrs. Fletcher(ミセス・フレッチャー)』、そしてキャメロンが主演だったインディーズ映画『Runt(ラント)』などが公開されてきたけれど、2021年3月、本当に最後の1作となるドラマ『パラダイス・シティ』が米Amazon Prime Videoにて公開される。
本作には『ディセンダント3』に出演したブーブー・スチュワートも出演しており、最後の1作も、ディセンダント・ファミリーとの共演となった。
『パラダイス・シティ』の予告編
ドラマ『Paradise City(パラダイス・シティ)』は、謎の男に翻弄される若手ロックバンドの運命を描いたインディーズ映画『アメリカン・サタン』のスピンオフ作品。キャメロンは本作で、悪魔崇拝的なロックスターに憧れる主人公のサイモンを好演し、『ディセンダント』で共演したブーブー・スチュワートはヴィック・ラコタ役で出演している。
『パラダイス・シティ』のインスタグラムアカウントは先日、同番組がシーズンの収益の一部を、慈善団体「キャメロン・ボイス財団」に寄付することを発表した。チャリティ家だったキャメロンの意志を受け継ぐために彼の死後に設立された同団体は、銃による暴力を減らす活動と、てんかんの治療法を模索する活動の支援に力を入れている。
ドラマ『Paradise City(パラダイス・シティ)』は2021年3月よりアメリカのAmazonプライム・ビデオで配信が開始となる。(フロントロウ編集部)