フランスの人気ブランドであるジバンシィ(Givenchy)のデザイナーが、マシュー・M・ウィリアムズに変わり、初めてのグローバル広告キャンペーンを打ち出した。(フロントロウ編集部)

マシュー初のグローバルキャンペーンに人気モデルが登場

 1017 アリクス 9SM(1017 ALYX 9SM)を設立したマシュー・M・ウィリアムズが新しいクリエイティブディレクターとして就任したジバンシィ(Givenchy)。今回マシューがジバンシィのクリエイティブディレクターに就任して初となるグローバル広告キャンペーンを展開し、豪華セレブたちが集結。

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 マシューの指揮のもと制作された2021年春夏グローバル広告キャンペーンは、マシュー自身のビジョンを明確に表現するため結びつきの強いアーティストコミュニティーの中からケンダル・ジェンナー、ベラ・ハディッド、プレイボーイ・カルティ、そしてスーパーモデルのアノック・ヤイとリアム・パワーズを起用し、パワフルかつエフォートレスな自己流スタイルの重要性を強調した。

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 マシューはファッションについて「私にとってファッションとは、フォーマルとカジュアルが共存し、構築的であることと快適さが両立するという考えを表現する場所です。ラグジュアリーとは、着る人の個性を服に吹き込むことであり、人が服に着られることではないと考えます」と語り、今回のグローバルキャンペーンの広告については「今回のポートレートでは、キャラクターの強い人物達がそれぞれの個性に合ったルックを着用しました。彼らは衣服に命を吹き込んでくれました」と話した。

 モデル達が着用したのは、2020年10月に発表したマシューの2021年春夏コレクションから厳選したルック。

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 ケンダルは、ボディラインにぴったりフィットした鮮やかな赤のアンサンブルに、大ぶりのGチェーンネックレスとゴールドの『アンティゴナ』スモールバッグを合わせたルックや、シャープな黒のテーラードコートとパンツに、新作の『カットアウト』バッグを合わせたルックで、ジバンシィがイメージする女性のフェミニンとマスキュリンの両面を体現。

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 そして、セージグリーンを背景に猫のようなしなやかな優美さで身をかがめて横顔を見せるベラのショットでは、オープンバックを新たな感覚で解釈し、マシューが得意とするハードウェアで装飾したフォーマルなロングドレスと、気取らない『マシュマロ』サンダルが、対照的でありつつも絶妙に調和している。

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 アノックのルックでは、アシッドグリーンを背景に、シワ加工が施された黒のレザージャケットとパンツを。

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 プレイボーイは、黒のレザーボンバージャケットに腕だけを通して肩は落とし、肩まわりのタトゥーを見せたスタイリングや、別ショットでは白のタンクトップ とピンクのパンツに新作『アンティゴナ』のクロスボディバッグを合わせたスタイリングを見せた。

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 また、各ビジュアルにはGivenchyロゴとは離れた位置に、リスタイルされた4Gエンブレムが刻印のようにレイアウトされている。(フロントロウ編集部)

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