ディズニー実写映画『クルエラ』の予告編が到着
ディズニーの名作アニメ『101匹わんちゃん』に登場する悪役クルエラ・ド・ヴィルの若き日を、映画『ラ・ラ・ランド』で第89回アカデミー賞を受賞した俳優のエマ・ストーンが演じるコメディ映画『クルエラ(Cruella/原題)』の英語版予告編の第1弾が、ウォルト・ディズニー・スタジオの公式YouTubeチャンネルおよびディズニーの公式SNSで公開された。
舞台は1970年代、パンクロック革命の真っただ中のロンドン。物語は、底辺の生活を送りながらも大きな夢を持った若い女性エステラが、ある出来事をきっかけに、ディズニー作品史上最も悪名高く、ファッショナブルなヴィラン、クルエラへと成長する様子を描く。
<映画『クルエラ』のあらすじ>
ファッションデザイナーとして名を馳せることを夢見る、賢く、創造力に満ち溢れた若きペテン師の“エステラ”は、ある日、自分の悪さをしたいという性分を理解してくれる若い2人の泥棒と出会い親しくなる。エステラと泥棒たちは手を組み、ロンドンのストリートで生計を立てるように。
そんなある日、エステラの目覚ましいデザインの才能が、格調高きファッション界のレジェンド、バロンス・フォン・ヘルマンの目に留まる。しかし、彼女とのある事件がきっかけで、エステラは自身の邪悪な一面を受け入れ、乱暴でファッショナブルで、復讐に燃える“クルエラ”へと進化させる。
予告編は、エマ扮するクルエラの“自分語り”とともに進む。赤毛のエステラが何かを企みながらロンドンの街を闊歩する様子や、高尚なパーティーに白いケープを羽織って参上したクルエラが、魔法の炎でケープを燃やし、真っ赤なドレスに変身して見せる様子、傷つき、涙を浮かべながらバイクで疾走する様子など、たった1分半ながら、盛りだくさんな内容となっていることがわかる内容に。
エマは、聞く人を震え上がらせるような、クルエラのあの不気味な高笑いもばっちりマスター。クルエラの狂気を巧みに表現している。
ファッションをテーマの1つに掲げた作品とあり、エステラからクルエラへの成長の過程において、くるくると変化する衣装やメイク、ヘアスタイルにも注目。
さらに、スピーチに登場する「I am woman, hear me roar.(私は女性。私の雄叫びを聞きなさい)」というフレーズに象徴されるように、女性の世間に対する怒りやガールパワーを感じさせる作品となっている予感。
映画『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のクレイグ・ガレスピー監督がメガホンをとった同作には、主演のエマのほか、1996年と2000年に公開された『101匹わんちゃん』をベースにした実写映画『101』、『102』でクルエラを演じたグレン・クローズもプロデューサーに名を連ねる。
エステラがクルエラへと進化する“きっかけ”を作るバロンス・フォンヘルマン役には、映画『メン・イン・ブラック』シリーズのエマ・トンプソンがキャスティング。そのほかにも、ドラマ『コブラ会』のポール・ウォルター・ハウザー、映画『1917 命をかけた伝令』のマーク・ストロングといった、個性豊かな実力派たちが脇を固める。
映画『クルエラ』は、2021年5月28日に公開。(フロントロウ編集部)