『スパイダーマン』最新作の正式タイトルが発表
マーベル・スタジオ制作、トム・ホランド主演のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)『スパイダーマン』シリーズの第3弾の正式タイトルが、今度こそ発表に!
待望の3作目のタイトルは『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(Spider-man: No Way Home)』。
このタイトルは、マーベル・スタジオおよび、主人公のピーター・パーカーことスパイダーマンを演じるトムの公式SNSで公開された、トムとMJ(ミシェル・ジョーンズ)役のゼンデイヤ、ネッド役のジェイコブ・バタロンの仲良しトリオが登場するプチコントのような動画を通じて発表された。
監督を務めるジョン・ワッツ氏のオフィスからため息をつきながら出て来たトムに、ゼンデイヤが「で、どうだった? 」と聞くと、“マーベルのネタバレ王子”として知られるトムは「またフェイクのタイトルを教えられたよ…」とボソり。
「まあ、驚かないけどね」というジェイコブに、トムが「なんでいつもこうなんだろう?」と返すと、「え、わからないの? 僕には明らかだけど? だって、君はネタバレするだろ」とジェイコブとゼンデイヤは、なかなかタイトルを教えてもらえない理由は、口が軽いトムのせいだと暗にブーイング。
トムが心外だと言わんばかりに、「僕がいったい何をバラしたっていうんだよ?」とムキになると、ゼンデイヤは「前作のタイトルとか?」と冷たい視線。
そんなやりとりをしながら歩き去っていく3人の背後に映るホワイトボードに『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』という正式タイトルが書かれている、というファンにとってはたまらない仕掛けで発表された。
ホワイトボードに「タイトル候補」が笑える
発表の前日には、それぞれ3作目のファーストルックを公開し、トムは映画『E.T.』の名ゼリフ「Phone Home」をパロディした『Spider-Man: Phone Home』、ゼンデイヤはスラングで「ダチ(親友)」を意味する『Spider-Man:Home Slice』、ジェイコブは「不倫で家庭を崩壊させる人」を意味する『Spider-Man:Home-Wrecker』という、1作目と2作目と同じく“Home(ホーム)”を絡めた偽のタイトルを添えてファンたちを翻弄していた。
正式タイトルの告知に使われたホワイトボードに注目してみると、タイトル候補らしきものがいくつも書かれていて、なかには、「ワーク・フロム・ホーム」、「ステイ・アット・ホーム」といったコロナ禍にかけたらしいものも。
却下されたものにはツッコミが書き足されていて、「ホーム・アローン」には「著作権の問題が発生する!」、「キャント・ファインド・ホーム(家が見つからない)には「は?」、「ファー・フロム・ホーム」には「それはもうやったじゃん!」といった面白すぎるコメントが添えられている。
公開日も決定!
これまでは2021年12月の公開とだけ発表されていた『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』だけれど、正式タイトルの発表に合わせて米現地時間の12月17日に劇場公開されることが明かされた。
クリスマスシーズンに合わせて公開されることとなる『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のあらすじは謎に包まれたままだけれど、日本語に訳すと「家に帰る道はない」となるタイトルから察するに、トム演じるスパイダーマンは、何らかのトラブルにより家に戻れなくなってしまう!?
歴代『スパイダーマン』作品のキャストたちの出演もウワサされている同作。クリスマスまでは、まだまだ時間があるけど、今からワクワクが止まらない。(フロントロウ編集部)