ジャスティン・ビーバーが新アルバム『Justice』のリリースを発表
シンガーのジャスティン・ビーバーが、2020年のバレンタインデーにリリースした前作『Changes(チェンジズ)』以来、約1年1カ月ぶりとなる新アルバム『Justice(ジャスティス)』を3月19日にリリースすることを発表した。
キャリア通算6作目のアルバムとなる『Justice』のカバーアートをSNSで公開したジャスティンは、同時に、日本語で「正義」を意味する同作のタイトルに込めた想いや、収録曲にどんなメッセージを注入したかを説明。
以下、ジャスティンの告知メッセージをフロントロウが全訳。
アルバム『JUSTICE』を3月19日にリリースします。この壊れた惑星にいくつもの欠点があるなか、僕らが切望しているのは癒しと人間であることへの“正義”。このアルバムを作るうえでの僕の目標は、人々の心に安心を届けたり、共感できたり、繋がれたり、孤独を和らげることができる音楽を作ることだった。
苦痛や不正や痛みは、人々に無力だと感じさせる。音楽は、僕たちは決して1人じゃないと思い出させてくれる偉大な方法。音楽はほかの誰かと共感し合ったり繋がれる方法でもある。
ただ音楽を作るだけじゃ、不正を正すことなんてできないことは解かってる。でも、僕たち1人1人が自分に与えられた才能を活用して、この地球とお互いのために役割を果たせば僕らはぐっと調和に近づける。
僕は自分にできる小さな役割を果たすよ。正義というものが何なのかについて、会話を続けたい。そうすれば、僕らはこれからも傷を癒し続けることができるから。
すでにシングルとしてリリースされている、チャンス・ザ・ラッパーとのコラボ曲「Holy(ホーリー)」、ベニー・ブランコをフィーチャーした「Lonely(ロンリー)」、そして2021年の元日に発表した「Anyone(エニワン)」も収録されるという『Justice』。
現時点では、合計何曲で構成されるのかや、そのほかのアーティストとのコラボがあるのかは明かされていない。
ジャスティンの公式オンラインストアではアルバムの事前予約の受付が開始しているほか、Tシャツやベースボールキャップなどのオフィシャルグッズのプレオーダーがスタート。さらに米Universal Musicの公式ページや大型量販店ターゲットでの事前予約も始まっている。
アルバムリリース告知の前日には、インスタグラムストーリーで、「Justin」という自分の名前の語源に関する解説を投稿していたジャスティン。
「『ジャスティン』はラテン語に起源を持つ男性的な名前。ラテンの『Justinus(ジャスティナス)』が英語化された名前で、『just(単に)』『fair(公正な)』『righteous(正義の)』といった意味を持つ派生語」と記していたが、これは自分の名前の語源に近い「Justice」という言葉を新アルバムのタイトルに選んだという伏線だったよう。(フロントロウ編集部)