『ザ・クラウン』によってゴールデン・グローブ賞の主演男優賞を初受賞したジョシュ・オコナーは、当初チャールズ皇太子役を断っていたという。(フロントロウ編集部)

2021年ゴールデン・グローブ賞、『ザ・クラウン』が多数受賞

 初のオンライン開催となった第78回ゴールデン・グローブ賞のドラマ部門で、Netflixによって現在シーズン4まで配信されている『ザ・クラウン』が数多くの賞を受賞した。

 作品賞を筆頭に、マーガレット・サッチャーを演じたジリアン・アンダーソンが助演女優賞を、ダイアナ妃を演じたエマ・コリンが主演女優賞を、チャールズ皇太子を演じたジョシュ・オコナーが主演男優賞を受賞した。エマとジョシュは劇中で夫婦を演じ、ゴールデン・グローブ賞もペアで手にする結果となった。

 そんなジョシュは、これが初めてのゴールデン・グローブ賞受賞。自分の名前が呼ばれた時には満面の笑みで、こちらにもその大きな喜びが伝わってきた。

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チャールズ皇太子役を断っていたジョシュ・オコナー

 しかしじつは、ジョシュは当初、チャールズ皇太子役を一旦は断っていたという! それは「ひどい間違いだった」と振り返るジョシュは、『ザ・クラウン』をまだ見たことがなかったのが原因だったと、米E!のインタビューで明かした。

 「1つには、当時このドラマを見たことがなかったことがあるよね。そしてその後見て、それは素晴らしいものだと気がついた。(エリザベス女王役の)クレアと(フィリップ殿下役の)マットが最初の2シーズンでしたことには目を見張るよ。自分が何をしてたのか、なんでこんな素晴らしいドラマを見逃していたのか分からない。そしてこのドラマに恋に落ちた。そこで僕は制作陣に会って、彼らは僕を説得した。『これは素晴らしい役どころだ』ってね。そしてストーリーラインや、今後どうなるのかといったことを話してくれて、もう考える必要はなかった」

 ジョシュはシーズン3から出演し、その時には『ザ・クラウン』はすでに大ヒットシリーズとなっていた。そのドラマを一回見てしまえば、その魅力を理解し、出演したいという気持ちに切り替わることは簡単なことだったよう。(フロントロウ編集部)

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