アニャ・テイラー=ジョイがラテン系俳優として初の快挙を達成
2020年に配信されて高い人気を集めたNetflixオリジナルシリーズ『クイーンズ・ギャンビット』で主演を務めたアニャ・テイラー=ジョイが、現地時間2月28日に開催されている第78回ゴールデン・グローブ賞にて、リミテッドシリーズ/テレビムービー部門の主演女優賞を受賞した。
Congratulations to Anya Taylor-Joy (@anyataylorjoy) - Best Performance by an Actress in a Limited Series, Anthology Series, or a Motion Picture Made for Television - The Queen's Gambit. - #GoldenGlobes pic.twitter.com/BsTls8r68B
— Golden Globe Awards (@goldenglobes) March 1, 2021
アフリカ系とスペイン系の血を持つイギリス人の母と、スコットランド系アルゼンチン人である父親の間に生まれたアニャにとって、今回が初めてのゴールデン・グローブ賞の受賞となったほか、ラテン系の血を引く俳優がリミテッドシリーズ/テレビムービー部門の主演女優賞を受賞したのも史上初となっている。
アニャは、『ミセス・アメリカ~時代に挑んだ女たち~』のケイト・ブランシェット、『ふつうの人々』のデイジー・エドガー・ジョーンズ、『アンオーソドックス』のシーラ・ハース、『ジ・アンドゥーイング(原題)』のニコール・キッドマンを退けて同賞を受賞している。
共演者や視聴者に感謝を伝えたアニャ
受賞を受けて、まずは同じ部門にノミネートされていたケイトやニコールらに向けて、「ありがとうございます。ニコールにも、ケイトにも、皆さんに感謝しています。ロックダウン中には皆さん(の作品)と多くの時間を過ごしたので、皆さんのことを知っているような気分です。皆さんの作品に感謝しています」と感謝を述べたアニャ。
続けて、Netflixやゴールデン・グローブ賞を決定するハリウッド外国人映画記者協会、『クイーンズ・ギャンビット』の素敵な「キャストとクルーたち」に感謝を述べた上で、「何度も何度もこのプロジェクトをやりたいです。私は多くのことを学びましたし、本当に感謝しています。この作品をご覧になり、キャラクターたちをサポートしてくださったオーディエンスの皆さんにも感謝しています。本当に嬉しいです」と、受賞の喜びを語った。
『クイーンズ・ギャンビット』は配信開始から28日間で6,200万世帯に視聴され、脚本があるリミテッド・シリーズとしてNetflix史上最高の視聴回数を記録するなど、大ヒットに。第78回ゴールデン・グローブ賞では、リミテッドシリーズ/テレビムービー部門の作品賞も受賞した。(フロントロウ編集部)