第78回ゴールデン・グローブ賞を彩ったセレブたちの美しすぎるメイクをご紹介。また、今年注目のビューティトレンドや実際に使用したコスメもあわせてチェック。(フロントロウ編集部)

今年のメイクは“オンライン映え”がキーワード

 米現地時間の2月28日に開催された第78回ゴールデン・グローブ賞授賞式。アワードシーズンの幕開けを告げる同授賞式は、毎年ファッションやヘアメイクのトレンドが生まれる場としても大きな注目を集めるため、セレブたちも気合十分。

 そんな今年のゴールデン・グローブ賞のビューティトレンドは、ズバリ「オンライン映え」。

画像: 今年のメイクは“オンライン映え”がキーワード

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、今年は多くの候補者たちが自宅やホテルからそれぞれリモートで参加したことから、目のフレームをハッキリ際立たせるアイメイクや、唇に血色感を与える赤やピンクなど濃いめのリップが多く見受けられた。

 今回は、そのなかでも特に多くの注目を集めた人気セレブのビューティルックをピックアップ。実際に授賞式で使用したとされる愛用コスメもあわせてチェックしてみて。

アニャ・テイラー=ジョイ

 第78回ゴールデン・グローブ賞にて、リミテッドシリーズ/テレビムービー部門の主演女優賞を受賞した女優のアニャ・テイラー=ジョイは、クールトーンのブラウン系アイシャドウに、落ち着いた色合いのピンクリップを合わせたクラシカルなメイクで登場。

 コスメは、全てパルファン・クリスチャン・ディオールで仕上げており、メイク担当のジョージー・アイズデルによると、アイシャドウには「サンク クルール クチュール(599ニュールック)」を使用したという。

リリー・コリンズ

 Netflixのオリジナルドラマ『エミリー、パリへ行く』や映画『Mank/マンク』がゴールデン・グローブ賞にノミネートされた女優のリリー・コリンズは、パープルとグリーンを組み合わせた春らしいレトロなメイクをチョイス。

 また、メイク担当のフィオナ・スタイルズによると、すべてランコムのアイテムだけで仕上げているそうで、アイメイクには「カラーデザインアイパレット(8色)」を、リップには「ル リップライナー(238)」「ラプソリュ ラッカー(296)」を使用したという。

ガル・ガドット

 第75回ゴールデン・グローブ賞授賞式のプレゼンターを務めることになった女優のガル・ガドットは、両サイドに強めのカールをかけたクラシカルなヘアに王道の赤リップで、50年代のハリウッド女優を彷彿とさせるレトロなスタイルで登場。

 ガルのメイクを担当したサブリナ・ベドラニによると、今回のメイクにはパルファン・クリスチャン・ディオールを使用。注目の赤リップは「ルージュ ディオール」を愛用しているという。

マーゴット・ロビー

 今回の授賞式のプレゼンターのひとりを務めた女優のマーゴット・ロビーは、絶妙なウェーブヘアにナチュラルカラーのアイメイク、そしてインパクトのある赤リップで、ロサンゼルスの授賞式の会場に出席。

 マーゴットのメイクを担当するパティ・ダブロフによると、今回のメイクは“チェリー”からインスピレーションを得たそうで、なかでもこだわりのリップは、シャネルの「ルージュ アリュール ラック」と「ルージュ ココ フラッシュ」を複数色組み合わせて、絶妙な色合いを表現していると明かした。

サルマ・ハエック

 今回の授賞式で同じくプレゼンターのひとりを務めた女優のサルマ・ハエックは、深紅のドレスに映える、ヘルシーで艶やかなメイクをチョイス。

 コスメには、彼女の担当でセレブメイクアップアーティストのマリオ・デディバノビッチが手がけるビューティブランド「MAKEUP BY MARIO」のアイテムを使用している。

エル・ファニング

 異色の宮廷ドラマ『THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~』がゴールデン・グローブ賞のコメディ/ミュージカル部門 主演女優賞にノミネートされた女優のエル・ファニングは、ペールグリーンのドレスに合わせ、目の輪郭を強調したモダンなアイルックで登場。

 彼女を担当するメイクアップアーティストのエリン・アヤニアン・モンローによると、今回のメイクはすべてロレアル パリのコスメで仕上げているそうで、アイメイクには「スーパーライナーパーフェクトスリム」を、柔らかな印象のリップには、口紅「カラーリッシュ(285)」とリキッドルージュ「レ マカロン ウルトラマット リキッドリップスティック(824)」を重ねづけしている。

ジュリア・ガーナー

 Netflixドラマ『オザークへようこそ』でテレビの部 助演女優賞にノミネートされた女優のジュリア・ガーナーは、レトロな雰囲気のカーリーヘアに赤リップを合わせたエレガントなメイクで参戦。

 メイク担当のハン・ヴァンゴによると、今回のアイメイクにはシャネルの「オンブル プルミエール クレーム クリーム アイシャドウ(844/840)」を組み合わせて、濡れツヤ感のある印象的な目元に。リップには「ルージュ ココ ボーム リップクリーム(134)」で鮮烈なパキッと発色の赤リップで仕上げたそう。

 コロナ禍での開催となった今回のゴールデン・グローブ賞の授賞式。セレブたちの披露したオンライン映えメイクは、まさに今の時代にピッタリ。ぜひ普段のメイクの参考にしてみて。(フロントロウ編集部)

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