MCU『スパイダーマン』の今後が不安になる発言
マーベル・スタジオが制作し、ソニー・ピクチャーズが配給するMCU映画『スパイダーマン』シリーズは、トム・ホランドが主人公のスパイダーマンことピーター・パーカーを演じる待望の第3作目の正式タイトルが『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(Spider-man: No Way Home)』となることが先日発表されたばかり。
本作の公開はクリスマス直前の12月17日と、まだまだ時間があるけれど、トム、MJ役のゼンデイヤ、ネッド役のジェイコブ・バタロンの仲良しトリオが仕掛けた、三者三様の珍タイトルを発表するという思わせぶりなイタズラや、久々に3人が集結した正式タイトルの告知動画も手伝って、マーベルファンたちのボルテージは急上昇。
そんななか、トムが『スパイダーマン』シリーズの今後について、ちょっと不安になってしまう発言をした。
4作目の出演契約はまだ結んでいない
英GQとのインタビューで、じつは、3作目の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』以降の作品に関しては、まだスタジオ側と出演契約を結んでいないことを明かしたトム。
「今後どうなるかわからないから、とにかくすべての瞬間を大事にしてる。だって、これが(『スパイダーマン』)最後の作品になるかもしれないからね」と、現在行なっている『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の現場では一瞬一瞬をしみじみと噛みしめながら撮影していると明かした。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』には、トムの実弟のハリーもちょこっと出演。写真はトムが公開した現場でのオフショット。
「これが最後であって欲しくないけど、次の作品の契約はまだ結んでないからさ。6年前に1作目の契約を結んだ時から、ずっと次の作品に出演する契約も結んでた。それは僕にとって、まるでセーフティネットみたいだった。来年もまた『スパイダーマン』の映画が撮れるって、先のことを心配したことなんてなかったんだ。でも、今回は違う」。
そう不安を滲ませたトム。「電話を見つめて、新しい契約の話が舞い込むのを待ってる」と、次の出演オファーの連絡が来るのをドキドキしながら待っていると語った。
4作目にも出る気満々
4作目が制作されるとしたら、100%続投する気でいるというトム。今まで『スパイダーマン』シリーズを作ってきた共演者やスタッフたちとまた一緒にやりたいと「まったく同じコアチームを維持したい。ジョン・ワッツ監督とゼンデイヤ、ジェイコブももちろん」と、仲間意識の強さも見せていた。
3作目の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に関しても、まだ未発表の情報が多いなか、その先の4作目の作品に関しては、現時点ではまったく情報がない。
トムといえば“マーベルきってのネタバレ王子”と呼ばれてしまうほど口が軽いことで有名。トムにまだ4作目の出演オファーが届いていないのは、ただ単に彼がいろんな情報を漏らしてしまうリスクを未然に回避するためだと信じたい。(フロントロウ編集部)