2020年に世界で最も売れたアルバムはBTSの『MAP OF THE SOUL : 7』
イギリスを拠点にする国際的な音楽業界の団体であるIFPI(国際レコード連盟)が2020年に世界で最も売り上げたアルバム10作品のランキングを発表。アメリカやUK、日本を含む世界各国のアルバムチャートで首位を獲得した、BTSが2020年2月にリリースしたアルバム『MAP OF THE SOUL : 7』がその1位に輝いた。
BTSはまた、同年11月にリリースされた最新アルバム『BE (Deluxe Edition)』も4位にランクイン。彼らはIFPIによって、2020年に世界で最も売れたアーティストにも認定されており、これは非英語圏のアーティストとしては初の快挙となっている。また、2020年に世界で最も売れた楽曲トップ10のランキングには、『BE』に収録されている「Dynamite」が10位にランクインしている。
トップ10にランクインしたアルバムを紹介
世界で最も売れたアルバムの2位には、ザ・ウィークエンドが2020年3月にリリースしたアルバム『アフター・アワーズ』がランクイン。同作に収録されている「Blinding Lights」は、2020年に世界で最も売れた楽曲に認定されている。
また、3位にはビリー・アイリッシュのデビューアルバム『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』がランクインしたほか、5位にはハリー・スタイルズの『ファイン・ライン』がランクイン。ハリーは、日本時間3月15日に行なわれる第63回グラミー賞で、ワン・ダイレクションのメンバーとして初めて同賞にノミネートされており、同作での最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞を含む3部門にノミネートされている。
6位はポスト・マローンの『ハリウッズ・ブリーディング』と続くのだけれど、7位には日本から米津玄師の『STRAY SHEEP』がランクイン。日本人アーティストとしてただ1人、このランキング入りを果たした。
8位にはジャスティン・ビーバーの『チェンジズ』、9位にはテイラー・スウィフトが昨年サプライズでリリースした2枚のアルバムのうちの1枚である『フォークロア』、10位にはデュア・リパの『フューチャー・ノスタルジア』がランクインした。
トップ10のランキングは以下の通り。
1位:BTS『MAP OF THE SOUL : 7』
2位:ザ・ウィークエンド『アフター・アワーズ』
3位:ビリー・アイリッシュ『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』
4位:BTS『BE (Deluxe Edition)』
5位:ハリー・スタイルズ『ファイン・ライン』
6位:ポスト・マローン『ハリウッズ・ブリーディング』
7位:米津玄師『STRAY SHEEP』
8位:ジャスティン・ビーバー『チェンジズ』
9位:テイラー・スウィフト『フォークロア』
10位:デュア・リパ『フューチャー・ノスタルジア』
(フロントロウ編集部)