東日本大震災から10年が経ち、ガガがメッセージ
2011年3月11日に起こった東日本大震災。最大震度7という強い揺れが観測され、大きな津波が街を飲み込むという映像は、世界中に放送され、大きな衝撃を与えた。セレブたちが被害にあった日本のためにメッセージなどを送るなか、もっとも大きなアクションを起こした1人がレディー・ガガ。
2009年に初来日して以来、親日家となったガガは、東日本大震災が起こったというニュースを耳にすると、すぐに「WE PRAY FOR JAPAN 日本の為に祈りを」と描かれたチャリティ・リストバンドを制作・販売してわずか48時間で1億円以上の寄付を集め、その後も来日中にチャリティ・オークションを開催するなど、日本のファンのために動いてきた。
そして来日すると、日本が安全だということを世界に発信するなど、日本をサポートするために動いていたガガが、東日本大震災から10年目となる2021年3月11日にソーシャルメディアを使ってメッセージを送った。
Aishitemasu Japan � pic.twitter.com/w7KicgJhvP
— Lady Gaga (@ladygaga) March 10, 2021
ガガはツイッターでハートマークと「Aishitemasu Japan(愛してます、日本)」というメッセージを添えた動画でこう語った。
「ハーイ、日本のみなさん、レディー・ガガです。ニュースで地震と津波の衝撃的な映像を見たのが、まるで昨日のことのようです。私に何かできることはないかと考え、あの日、何度も電話をかけたことを覚えています。何年にもわたって、日本の美しい都市の復興について見たり聞いたりしているうちに、みなさんのまっすぐな優しさと、お互いに愛を持ち接する姿に尊敬の念を抱くようになりました。そして、それは新型コロナウイルスによるパンデミックの中で、世界中で闘っている人々へも希望を与えていると思います。しかしながら、感情的にも精神的にもいまだに闘っている人が多くいることも想像できます。だから、これからもみんなで支えあっていきましょう。お互い優しく、愛をもって接してください。私はいつも日本とそしてより良い世界のために祈っています。新型コロナウイルスの影響でまだまだ大変な時代ではありますが、体に気をつけて。周りの人にも優しくしてあげてください。またすぐに日本に戻れる日を楽しみにしています」
こうして震災から10年が経った今日、改めてメッセージを送ってくれたガガ。今は新型コロナウイルスの感染拡大の影響でなかなか来日することが出来ないものの、いつか再び日本に戻ってくることを約束した。(フロントロウ編集部)