セレブが長年取り入れる「植物性ミルク」
セレブのヘルシーな食生活を語るうえで欠かせないのが、日本でも注目度が高まっている植物性ミルク。ヘルシーな食材には目がないセレブたちは、かなり前からアーモンドミルクやオーツミルクなど、さまざまなタイプの植物性ミルクを取り入れていることを明かしてきた。
それもそのはず、セレブが暮らす欧米諸国は何年も前から植物性ミルクの競争が激化し、日本よりもはるかに多様な種類が登場している、いわば植物性ミルクの先進国。アメリカでの植物性ミルクのシェアは、かつては日本と同じく豆乳が1番人気を誇っていたけれど、その後アーモンドミルクが首位に。しかし最近では、それに次ぐオーツミルクの人気がぐんぐんと高まり新たなトレンドが生まれるなど、激戦しながら植物性ミルクのマーケットは拡大中。
そんな植物性ミルクの先進国で暮らすセレブは、多くの選択肢のなかからどの植物性ミルクを選んでいるのか。それぞれの特徴とともにご紹介。
腸活にぴったり「オーツミルク」
愛飲セレブ:キム・カーダシアン、エルザ・ホスク、ベラ・ハディッド
オーツ麦を原料とするオーツミルクは、アメリカでの2020年の売り上げが、前年比350%も増加するなど人気が急上昇している植物性ミルク。このオーツミルクは、キム・カーダシアンをはじめ、エルザ・ホスクやベラ・ハディッドなど多くのセレブがこぞって取り入れている。
最先端のスーパーフードやヘルシーな食品を取り入れた食事をたびたび紹介しているトレンドセッターでもあるキムは、自身のみならず娘のノースも好んでオーツミルクを飲んでいるとPodcast番組「All's Fair」で話した。
そんなオーツミルクの最大の魅力は、飲む食物繊維と呼ばれるほど、食物繊維が豊富なこと。オーツミルクには、排便を促す不溶性食物繊維と、腸内環境の改善や体内の余分なコレステロールの排出を助ける水溶性食物繊維がバランスよく含まれているので、腸活やダイエットにぴったり。
ボディメイクしたい人にオススメ「豆乳」
愛飲セレブ:アンジェリーナ・ジョリー
俳優のアンジェリーナ・ジョリーが愛飲しているのが、日本でもおなじみの植物性ミルクである豆乳。
アンジェリーナは、「映画の出演前などボディメイクをしたいときには、無糖の豆乳しか飲まないようにしている」と英Marie claireでコメント。豆乳が理想のボディ近づくのに欠かせないものになっているという。アンジェリーナがそう話すのには、豆乳に含まれるたんぱく質の量が関係している。
豆乳には、筋肉を増やして身体を引き締めるたんぱく質が豊富なので、エクササイズなどを取り入れながら理想のボディに近づけたい人にはもってこいの植物性ミルク。
カロリーを控えたいなら「アーモンドミルク」
愛飲セレブ:ジェニファー・アニストン、カーリー・クロス
アーモンドが原料のアーモンドミルクは、現在アメリカでもっとも人気があり、とくに多くのブランドから登場している植物性ミルク。そんなアーモンドミルクは、俳優のジェニファー・アニストンやモデルのカーリー・クロスもお気に入り。
ジェニファーは、「アーモンドミルクとバナナ、ココアパウダーをミックスした特製スムージーを毎朝飲むのが、定番のルーティーン」と米Peopleで話しており、いつも飲むのが楽しみなのだという。
このアーモンドミルクは、圧倒的に低カロリーなのが魅力。そのカロリー数は、無糖のアーモンドミルクであれば牛乳の半分以下で、ほかの植物性ミルクにくらべても低いため、カロリーを控えめにしたいという人にオススメ。そのほかにも、美容に欠かせないビタミンEが豊富という嬉しいメリットもある。
健康に気をつけたい人には「ヘンプミルク」
愛飲セレブ:グウィネス・パルトロウ
日本ではまだあまりなじみがないけれど、海外で注目されているのがヘンプシード(麻の実)から作られた植物性ミルクであるヘンプミルク。このヘンプミルクは、美容オタクとして知られるグウィネス・パルトロウも取り入れている。
さまざまなメディアでヘンプミルクをオススメしているグウィネスは、ココナッツオイルを入れてアレンジして飲むのが好きだそう。
そして気になるその魅力は、オメガ3およびオメガ6脂肪酸が豊富であること。この2つの脂肪酸には、コレステロールの上昇を抑えたり、血流をよくしたりする働きがあるため、生活習慣病を予防したい人や健康になりたい人にぴったり。
抜群の飲みやすさを誇る「ライスミルク」
愛飲セレブ:ジェニファー・ロペス
お米を原料にしたライスミルクは、圧倒的な美ボディを長年キープしつづけるジェニファー・ロペスのお気に入り。
ジェニファーは、ライスミルクにプロテインパウダーやバナナ、ほうれん草をブレンドして、オリジナルのプロテインシェイクをつくるのが好きだそう。
ライスミルクが人気の理由は、味やにおいのクセの少なさ。脂質が少なくあっさりとしているため、ほかの植物性ミルクにくらべて飲みやすいと言われている。スムージーやプロテインをつくるときにもほかの材料の味を邪魔せず、そのままでも飲みやすいので、植物性ミルク特有の風味が苦手だったという人も試してみる価値がありそう。また、お米が原料なだけあって、豊富な栄養を摂取できるという特徴もある。
セレブがお気に入りだと明かす植物性ミルクのタイプ。それぞれの特徴をくらべて、自分に合いそうなものを取り入れてみては。(フロントロウ編集部)