クリストファー・ノーラン監督を、ロサンゼルスの映画館再開初日に劇場で目撃!(フロントロウ編集部)

クリストファー・ノーランが初日に劇場へ

 映画『ダークナイト』シリーズや『TENET テネット』で知られるクリストファー・ノーラン監督が、ついに営業再開となったアメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスにある映画館に足を運んだところが目撃された。

 映画監督として当然のことながら、強い映画愛を持つノーラン監督は、『TENET テネット』の配給を手掛けたワーナー・ブラザースが、2021年に劇場公開となる映画をすべて自社ストリーミングサービスであるHBO Maxで同時配信すると発表した際には、その決定にかなり批判的なコメントを残したことも。

 「私たちの業界の有名な映画制作者たちや、重要な映画俳優たちは、最も偉大な映画スタジオと一緒に働いたと思いながら眠りについたのに、朝起きたら、最も悪いストリーミングサービスのために働いていたと気づいたんだ。ワーナー・ブラザースは、映画制作者の作品を、劇場でも家でも見られるという素晴らしいものを持っていたのに、こうしている間にもそれを壊している。彼らは、自分たちが何を失っているのかも理解していない。彼らの決定は経済的な面でも意味が分からない。そして(アメリカの金融街)ウォール・ストリートの若い投資家ですら、混乱と機能障害の見分けはつくだろう」

 そんなノーラン監督にとって、映画館再開となれば、初日に足を運ばないわけにはいかなかったよう。買ったスナックが出来上がるまでに、そばで立って待っている可愛らしい姿まで目撃された監督がこの日鑑賞したのは、2021年アカデミー賞で6部門にノミネートされている『ジューダス・アンド・ザ・ブラック・メサイア』だという。

 「映画に行くという行為は、レストランなどと同様に人生の一部である」という思いを持つ監督にとって、久しぶりの劇場での映画鑑賞は、心が生き返るような経験だったに違いない。(フロントロウ編集部)

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