マイケル・ジャクソンの第1子であるプリンス・ジャクソンが明かした、今も自分の指標にしているという父マイケルからの教えが深い。(フロントロウ編集部)

プリンスが指標にしている父マイケル・ジャクソンの教え

 “キング・オブ・ポップ”の異名で知られるマイケル・ジャクソンは、第1子のプリンスが12歳の時だった2009年6月に、50歳の若さでこの世を去った。

画像: 2018年にビルボード・ミュージック・アワードに出席したプリンス。

2018年にビルボード・ミュージック・アワードに出席したプリンス。

 父であるマイケルと過ごせたのは12年と長くはなかったけれど、現在24歳のプリンスには、今でも指標にしているマイケルの言葉があるのだそう。今回、米Fox Soulの番組『The Mix』に出演し、「父と過ごした時間の素晴らしさについては、十分に伝えることができないほどです」と、父親と過ごした素晴らしい時間を振り返ったプリンスは、父から学んだ教えを今も心に留めているとして、次のように語った。

 「心の中にはいくつもの格言を留めているので、常にそれを適用できているように感じています。なかでも、僕が指針として留めている言葉の1つが、『学ぶことを止めてはいけない』というものです」

 続けて、2019年にロサンゼルスにあるロヨラ・メリーマウント大学を卒業したことに触れながら、「僕はロヨラ・メリーマウント大学を卒業しましたが、だからといって学びを止めたことにはなりません」とプリンス。「僕の父はよく、『学びを止めた瞬間が、人が死に始める時だよ』ということを言っていました」と、父マイケルから教わった言葉を紹介して、「学ぶことを止めてはいけない」という父からの教えを今も指標にしていることを明かした。

大学の卒業式でも父マイケルの言葉を身につけていたプリンス

 プリンスは2019年にロヨラ・メリーマウント大学を卒業した時にも、父マイケルの言葉を身につけていて、卒業式でかけていたサッシュに、「ヘイトに満ちた世界であっても、あえて希望を持たなければならない。怒りに満ちた世界であっても、あえて慰めなければならない。絶望に満ちた世界であっても、あえて夢を追わなければならない。不信に満ちた世界であっても、あえて信じなければならない」というマイケルの言葉をプリントしていた。

画像: 大学の卒業式でも父マイケルの言葉を身につけていたプリンス

 また、マイケルが亡くなった時にはまだ11歳だった、プリンスのきょうだいであるパリス・ジャクソンも昨年、父マイケルとの思い出について語り、自分が女の子と親しくなった時にも、「おや、ガールフレンドができたんだね」 と、自然に自身のセクシャリティを見抜いていたという逸話を告白。「そういう環境にいられたのはすごく幸運だった」と振り返っていた。

 父マイケルと一緒にいられた期間は短かったかもしれないけれど、常に学ぶことを忘れず、あらゆることに理解を示していた世界の“キング・オブ・ポップ”が父として教えてくれた教訓は、今も子供たちのなかに残り続けているよう。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.