グライムスの誕生日にX Æ A-XIIがソロを披露
2020年2月に最新アルバム『ミス・アントロポセン』をリリースしたカナダ出身のアーティストであるグライムス が、3月17日に33歳の誕生日を迎えた。
グライムスは2020年5月に、交際相手であるテスラ社CEOのイーロン・マスク氏との間に第1子となるX Æ A-XIIをもうけており、出産した当時は、その難解すぎる名前が話題に。その読み方について、グライムスは「エックスエーアイエートゥエルブ」、マスク氏は「エックスアッシュエートゥエルブ」と、「Æ」の部分に関しては、異なる発音をメディアに明かしており、正式な読み方はまだ明らかになっていないのだけれど、今回、少なくともグライムスは普段、X Æ A-XIIのことを「リトル・X」という愛称で呼んでいることが判明した。
グライムスはインスタグラムで誕生日を迎えた報告して、自身の写真と、リトル・Xが楽器で披露してくれたという演奏を収めた映像を公開。「リトル・Xが私のキーボードでループさせていたんだけど? きっと偶然だろうけど、正直、最高にイケてるセットをプレイしてる」とグライムスは綴り、Xが自身のキーボードを使い、ループ機能を駆使しながら演奏している動画を投稿した。
「きっと偶然だろうけど」としつつも、グライムスは生後10ヶ月にしてXがループ機能まで使いながらキーボードで演奏していることにとても感動したようで、映像には、興奮した様子で「すごく賢いね!」とXを褒めるグライムスの声も収められており、ママから褒められたXは、嬉しそうに笑顔を向けている。
グライムスの投稿はこちら。
グライムスはインスタグラムストーリーにも同じ動画を投稿して、ハートの絵文字を添えて「すごい!このソロ!」とコメントしている。
作曲からエンジニアリング、パフォーマンスまですべて自らこなすアーティストであるグライムスと、テスラ社やスペースX社を手がける敏腕実業家であるマスク氏の間に生まれたXが、2人の遺伝子の片鱗を見せたのは今回が初めてではなく、生後5カ月の頃には、グライムスが癒しの音楽アプリEndel(エンデル)とのコラボで発表した「AI Lullaby(AIララバイ)」と題した子守歌の制作に協力したほか、生後半年の頃には、既に宇宙関連の絵本に興味を示していることが明らかになっている。(フロントロウ編集部)
記事では当初、イーロン・マスク氏とグライムスの子供X Æ A-XIIについて“息子”と記載していましたが、グライムスがYouTubeのライブ配信のなかで“子供のジェンダーは子供自身が決めるもの”と語っていたため、ジェンダーを限定しない書き方に修正しました。