ベネディクト・カンバーバッチは『ワンダヴィジョン』に出演していた?
3月5日に放送されたエピソードでフィナーレを迎えた、マーベルスタジオ初のドラマ『ワンダヴィジョン』。同作で主役の1人であるワンダ・マキシモフを演じたエリザベス・オルセンは、来たるMCUの新作『ドクター・ストレンジ/イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』に出演することが決定しており、ドクター・ストレンジとの関連性があったのかもファンの間では話題になっていた。
そんななか、MCU作品でドクター・ストレンジを演じているベネディクト・カンバーバッチが今回、アメリカの人気トーク番組『The Tonight Show(原題)』に出演して、“ドクター・ストレンジは『ワンダヴィジョン』の最終回には登場したのか?”という質問に答えた。
「僕の中のトム・ホランドが出てきそう」とベネディクト
ファンの方であればご存知の通り、マーベルはネタバレに関して徹底した防止策を敷いていることで知られており、まだ世に出ていない情報を出演者が勝手に公表するのは御法度。
「(ドクター・ストレンジの出演というイベントが)起きたか起きていないかについては、家ですら誰にも言っていないんだけどね」と、ベネディクトは身近な家族にすら真相を明かしていないとしつつも、「ただ、もしそれが起きなかったのだとしたら、それはつまり可能性として......僕らはこれ以上話すことを許されていないんだよ」と、葛藤を抱えながら回答。
思わずネタバレを言ってしまいそうになったベネディクトが続けて、「僕の中のトム・ホランドが出てきそうになっているのを感じるよ」とジョークを飛ばすと、司会のジミー・ファロンも「彼はチャンピオンだからね」と応じた。
MCU作品でスパイダーマンを演じているトム・ホランドは、マーベルの“ネタバレ王”として知られ、これまでに何度も口を滑らせて重要な情報を事前にネタバレしてきたことで有名。
自身をトムに例えるジョークを飛ばしながらも、トムのようにネタバレをしてしまわない言い方を思いついたようで、「もしそれが起きなかったのだとしたら、『残念でしたね』ということだよ。もし起きていたら、楽しみなことがたくさんある。起きていなかったのだとしたら、僕にはその理由は分からない」と、ベネディクトは明言を避けながら続けた。
番組のなかで、ベネディクトは、『ドクター・ストレンジ/イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』を共に撮影しているエリザベス・オルセンについてもコメントして、「彼女は素晴らしいよ。今は僕らの作品に出ているんだけどね。ワンダの次のステップが楽しみだよ」と賛辞を寄せたのだけれど、「マイクがそこら中にあるからね。ここは安全じゃないんだ」とジョークを飛ばしながら、それ以上のことは語らなかった。
ベネディクトのインタビュー動画はこちら。
(フロントロウ編集部)