時短でも手抜きに見えないメイク術
映画『ワイルド・スピード』シリーズでお馴染みのジェイソン・ステイサムと婚約している人気モデルのロージー・ハンティントン・ホワイトリーは、一児の母となった今もコスメやランジェリーのプロデュースなど幅広く活躍しており、多忙な毎日を送りながらも変わらぬ美しさをキープしている。
今回は、そんな多忙なロージーが、実際に行なっている時短メイク術をご紹介。たった15分でフルメイクが完成するという、その驚きのテクニックとは?
最初のステップは“リップケア”
仏Vogue誌の人気企画に登場したロージーは、Youtubeにアップされた動画のなかで「いつも朝はそんなに時間がないけれど、きちんとした印象で外出するよう心がけている」と語り、なるべく手抜き感のないメイクに仕上げているとコメント。
そんなロージーの最初のステップは、リップケア。ロージーは「(メイクの前に)まず、リップバームを塗ってから10~15分ほど放置して、唇に水分をしっかり浸透させている」と発言。先にリップバームをのせることで、口紅などのメイクノリが良くなるという。
ベースメイクは“コンシーラー”のみ
次に、美しい肌に仕上げるのに欠かせないベースメイク。意外にもリキッドファンデーションを顔全体に塗ることはめったに無いそうで、ロージーは「少しカバーが必要だなと感じる部分にだけコンシーラーを塗っている」と説明。
また、コンシーラーは明るさの違う“2種類”を使うのがロージー流。ワントーン明るめのコンシーラーは、目の下に塗ることでクマを隠しながら肌に立体感をプラス。ワントーン暗めのファンデーションは、色素沈着やニキビ跡などに塗ることで目立たなくしているという。
ほかにも、目の下にコンシーラーを塗るときのコツとして、ロージーは「知り合いのメイクアップアーティストから教わったんだけれど、コンシーラーを塗るときは、いつも上を見るようにしている。そうすると、目のふちまできちんと塗ることができるよ」と助言。
ちなみに、もっとカバー力をあげたい場合は、ルースタイプのフェイスパウダーを顔全体にのせ、ほんのりツヤのあるマット肌に仕上げているという。
“クリームチーク”で血色感を演出
いきいきとした血色感とツヤには“クリームチーク”が最適だと話すロージー。「(メイクに)あまり時間をかけたくないけれど、フレッシュに見せたいときはクリームチークがおすすめ。頬骨の高い位置と、あと目もとにも少しのせて、中指と薬指を揃えてブレンドするだけでいいの」とアドバイスする。
アイメイクは“クリームアイライナー”でスモーキーに
ふだんはアイブロウジェルとマスカラのみで済ませるというロージーだけれど、「大切なミーティングや1日中外出して走り回らなきゃいけないときは、もう少しアイメイクにディテールを加えるかな」とコメント。
ロージーの最近のお気に入りはヴィクトリア ベッカム ビューティーの「サテンカジャールライナー(色:ブロンズ)」。ロージーは「とても柔らかくてクリーミーで使いやすいの。ちなみに、アイラインは正確に引く必要はないの。まつげのキワに沿って引いて、指でスマッジしてみるのもいいよ」と明かしている。
最後の仕上げに、 光が自然に当たる部分にクリームハイライトをのせたら、内側から発光するようなツヤと立体感のあるメイクの出来上がり。
バタバタと忙しい朝は、ロージーの簡単で素早くキレイになれる時短テクニックを取り入れて、快適な1日をスタートさせてみて。(フロントロウ編集部)