ハーヴィーが最初で最後のオンラインコンサートを開催
14歳の時にFacebookに公開したジャスティン・ティンバーレイクの楽曲「ミラーズ」のカヴァー動画が話題となり、SNSの世界で一躍有名になったハーヴィー(HRVY)。その後、BBCのTV番組『CBBC’s Friday Download』の子ども司会に抜擢され、さらに知名度をあげると、シンガーとして本格的に活動をスタート。
2020年にはリリース予定だったアルバム『キャン・エニバディ・ヒアー・ミー?(Can Anybody Hear Me?)』を引っ提げて大阪と東京で来日公演を予定していたけれど、新型コロナウイルスの感染拡大によりコンサートは中止に。
多くのアーティストたちがコロナ禍でオンラインコンサートを開催するなか、ハーヴィーは行なっていなかったけれど、ついに英時間4月25日に久しぶりにステージに立つことが決定した。
ハーヴィーの初めてのライブストリーミングコンサートは、ロイヤル・アルバート・ホールで開催され、その様子が配信される。ハーヴィーは自身のインスタグラムで「僕は長い間、ステージでパフォーマンスをする日を待っていたんだ。みんなが直接その場にいられないのはわかっているけど、スクリーンの向こうで見ているのを知っているのも同じくらい嬉しいよ。僕がライブストリーミングで行なうコンサートは、おそらくこれが最初で最後になるから、特別なものになると思う」とオンラインコンサートを行なうのは、最初で最後だと語った。
また、今回の公演を行なう背景にはスタッフの存在もあるようで、「ご存知のように、音楽業界はパンデミックの影響で大きな打撃を受けている。チケットを購入することは、僕だけでなく、素晴らしいダンサー、バンド、技術チーム、経営陣、その他多くの舞台裏のスタッフを支えることになる」と自分自身のためだけに行なうものではないということも明かした。
ハーヴィーにとって最初で最後のオンラインコンサートは、英時間4月25日午後7時に開催される。(フロントロウ編集部)