カイリー・ジェンナー、事故にあったスタッフのために募金を呼びかけるも批判を浴びる

カイリーが事故にあったスタッフのために寄付

　リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』で人気に火がつき、18歳の時に立ち上げたコスメブランド「カイリー・コスメティクス（Kylie Cosmetics）」や「カイリー・スキン（Kylie Skin）」が大成功を収めたことで、 実業家としても名を上げるカイリー・ジェンナー。

　そんなカイリーのメイクを担当する1人であるサミュエルが、クルマの事故に合ってしまった。手術をすることになったサミュエルだけれど、その費用が高額になってしまったため、家族はクラウドファンティングで治療費約1,320万円（12万ドル）を集めることに。

　サミュエルはカイリー以外にもビービー・レクサやソフィア・カーソン、カミラ・カベロ、ピア・ミアなど、若手セレブたちのメイクも担当していることから、セレブたちもクラウドファンティングに参加しており、これまでビービーやソフィア・リッチー、ベラ・ソーンがそれぞれ寄付をしている。

クロエ・カーダシアンも顧客の1人。

　もちろんカイリーもサミュエルのために約55万円（5,000ドル）を寄付。そしてカイリーはより多くの人にクラウドファンティングに参加してもらおうと、自身のソーシャルメディアに「神様があなたのことを見守っていてくれますように。みんな、週末に事故にあったサム（※サミュエルの愛称）のために祈って。そしてスワイプアップして彼の家族がやっている（クラウドファンディングの）GoFundMeにアクセスしてと書き込んでいた。

　しかし、この出来事が一部の人から批判を浴びてしまった。

　なかには「カイリー・ジェンナーはメイクアップアーティストである友人の手術代（6万ドル）を支払うために、億万長者ではないファンにお金を要求している」や「カイリー・ジェンナーは、10億ドルの資産を持ちながら、友人やメイクアップアーティストの緊急手術（6万ドル）のために寄付を求めるという大胆さを持っているという事実が彼女の人間性を物語っている。ハハハ。彼女のことを恥ずかしく思う」などと言ったコメントが寄せられ、「Kylie Jenner」というワードがツイッターでトレンド入りするという事態になった。

　一方で、カイリーが寄付をして情報を拡散しただけでも善意的だと擁護する声も。カイリーとしては、寄付をして、情報拡散を手伝ったつもりだったものの、その善意が思わぬ形で炎上してしまった今回の件。現時点で、カイリーからこの件に関してコメントはない。(フロントロウ編集部)