俳優のジョニー・デップが元妻で同じく俳優のアンバー・ハードの証言に虚偽があったとして、自身が敗訴した裁判の「やり直し」を求めていることが明らかに。(フロントロウ編集部)

カギとなるのは約7億円の和解金?

 俳優のジョニー・デップが、2020年に英大衆紙The Sunの発行元を相手取って行なった名誉毀損裁判の「やり直し」を求めていることがわかった。ジョニーはこの裁判で敗訴したが、元妻のアンバー・ハードが離婚裁判で受け取った和解金約7億円を「全額寄付する」という約束を果たしていないとして、英控訴裁判所に申し立てを行なったと米Peopleは伝えている。

 アンバーはジョニーから得た和解金の全額を、自身が支援する2つの慈善団体に分割して寄付したと裁判でも証言していたが、ジョニー側は離婚裁判から約5年が経った現在もまだその約束は果たされておらず、ほんの一部を寄付しただけで“全額とはほど遠い”と主張。

画像: カギとなるのは約7億円の和解金?

 アンバーの弁護団は、「アンバーはすでに慈善団体に7桁の寄付を行なっており、今後も引き続き支援を行ない、最終的に誓約を果たすつもりです。しかし、デップ氏が彼女に対して訴訟を起こしたため、(和解金を全額寄付するという)計画に遅れが生じています。その結果、彼女は何百万ドルもかけて、デップ氏の虚偽の告発を弁護することを余儀なくされています」と反論しているが、先の名誉毀損裁判では、アンバーが和解金の全額寄付を申し出たことが裁判所に「『金銭目的で自分と結婚した』というジョニーの証言とは異なる」と判断され、ジョニーの敗訴が確定した。

 ちなみに、控訴が認められるがどうかの判断はまだ下されていないが、2021年もジョニーとアンバーの法廷闘争は続くことになっている。(フロントロウ編集部)

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