アダム・レヴィーンの最新タトゥーは「神奈川沖浪裏」
ラッパーのメーガン・ジー・スタリオンとのコラボ曲「Beautiful Mistakes(ビューティフル・ミステイクス)」が好調のロックバンド、マルーン5のフロントマンであるアダム・レヴィーンが27個目となるタトゥーをゲットした。
タトゥーマニアで、体の至る所に思い入れのあるモチーフのタトゥーを入れているアダムがインスタグラムストーリーでお披露目したのは、左脚の太ももから足首までを覆うタトゥー。
すぐにピンと来た人も多いと思うが、これは、日本が誇る絵師・葛飾北斎(1760~1849年)が手がけた富士図版画集「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」に着想を得たもの。
濃淡が美しい巨大かつ精巧なタトゥーは、完成までに3日を要したという。タトゥーアーティストのネイサン・コステチコに施術してもらう様子を公開したアダムは「今日は痛かったけど、それだけの価値はある」というひと言を添えており、完成図には「日焼けをする一番痛い方法」とジョークを飛ばし、完成後には「クール」と満足そうにコメントしていた。
日本滞在中にタトゥーを入れたことも
2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件の数日後に平和の象徴である鳩(ハト)のタトゥーを左肩に入れて以来、どんどん増えていったアダムのタトゥーコレクション。
彼の首元に彫られたビーズネックレスのタトゥーは、じつは、来日した際に入れたものだそう。
タトゥー専門メディアのInkedにアダムが明かしたところによると、「自分でもなんで入れたのかわからない。たぶんヒマだったのかな」と、ネックレスのモチーフを選んだ理由はとくにないそうだが、「でも気に入ってるよ」と話している。
アダムは、なぜ葛飾北斎の絵を選んだかについても明かしていないが、神奈川沖浪裏は英語では「TheGreat Wave Off Kanagawa」と呼ばれ、世界で最も有名な浮世絵の1つとして認識されている。
ダイナミックな波のうねりがクールだと、この絵がプリントされたTシャツを身につけたり、レプリカを部屋に飾ったりする欧米人も多いが、アダムの場合は、身につけたり飾ったりするだけでは飽き足らず、タトゥーとして体に刻んでしまうほどお気に入りのアートのよう。
ちなみに、新型コロナウイルスの影響により、アダム率いるマルーン5の来日公演はもうしばらくお預けとなりそうだが、マルーン5は日本時間3月31日(水)18時よりグローバルオンラインライブを開催。新曲のお披露目やサプライズゲストも期待されるライブの詳細はイベントの特設ページをチェック。(フロントロウ編集部)