『飛べないアヒル -ゲームチェンジャー-』
『飛べないアヒル -ゲームチェンジャー-』は、1992年に公開された映画『飛べないアヒル』をドラマ化したディズニープラス最新ドラマシリーズ。
日本版予告編
ホッケーチームの “ダックス”で落ちこぼれとなり戦力外通告をされ落ち込むエヴァン(ブレイディ・ヌーン)を見た母アレックス(ローレン・グレアム)は、 子どもたちが心から楽しめることを目的にしたチームを作るため動き出す。 学校に馴染めないはみ出し者を集めて新しいチームメイトを集め始めるも、コーチ選びが難航。 そこで白羽の矢が立ったのが、“ダックス”を勝利に導いた元コーチのゴードン・ボンベイ(エミリオ・エステベス)! しかし彼は当時のアイスホッケーに対する熱い想いはすっかり失っていて、「ホッケーは大嫌い」だとコーチのオファーを一蹴する。
1992年の『飛べないアヒル』はカルト的人気作
1992年に公開された映画『飛べないアヒル(原題:Mighty Ducks)』は欧米を中心にホッケーブームを生み出すほど社会現象化し、メジャーリーガーのブライス・ハーパーやアメフト選手のJ・J・ワットなど、幼少期にスポーツへの愛を強めたお気に入り作品として本作を挙げるアスリートは多い。
新作ドラマ『飛べないアヒル -ゲームチェンジャー-』では、オリジナルの『飛べないアヒル』の主演であるエミリオ・エステベスがゴードン・ボンベイを再演。これまで、チャリティ企画を含めて、『飛べないアヒル』キャストの再会企画にことごとく参加してこなかったエミリオ。本作への出演をOKした理由については、米EWにこう語った。
「彼の話は伝えきったと思っていた。そんななか(ドラマの共同制作者兼製作総指揮である)スティーブ(・ブリル)とライターたちが、ボンベイは隠居生活をしているという案を聞かせてくれたんだ。過去数十年でホッケーのせいで苦い経験をして、人から離れて街のはしっこに住んでいる。結婚もしていないし子供もいない。何をしてきたかは謎なのだが、良くない経験だったことは間違いない。最後に見た時に比べてずっとダークな場所にいるんだ。私はそれに惹かれた」
エミリオの言葉どおり、映画で弱小少年アイス・ホッケーチームを鼓舞していたボンベイは、ドラマではガラリとキャラが代わり、「ホッケーは大嫌い」と言う始末。本作ではそんなボンベイのストーリーにも注目したい。
ドラマ版の新キャストたちにも注目!
映画『飛べないアヒル』にてジョシュア・ジャクソンをはじめとしたキッズキャストに注目が集まったように、ドラマ『飛べないアヒル -ゲームチェンジャー-』でもブレイディ・ヌーンを筆頭としたキッズキャストたちが作品を元気に盛り上げる。
他にも、母アレックス役のローレン・グレアム(『ギルモア・ガールズ』)や、マイティ・ダックスのコーチ役のディラン・プレイフェア(『ディセンダント』シリーズ)など、人気俳優たちが作品を彩る。
映画シリーズを見て育ったというローレンは、「人生の挫折をコメディタッチで描きながら、子供たちが家族として、チームとして1つになる姿に胸を打たれる」と、シリーズの醍醐味についてコメント。さらにエミリオ・エステベスとの共演については、「とても頭の良い人で、監督としても経験があるから、今回の共演を通して、1日中作品について考え全身全霊で没頭する彼の姿を見られて感謝している。長い間仕事をしていると、つい気にかけなくなってしまう原点を思い出させてくれた」とした。
ディズニープラスオリジナルドラマシリーズ『飛べないアヒル-ゲームチェンジャー-』は4月2日にDisney+ (ディズニープラス)で配信開始。(フロントロウ編集部)