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MCUでヴィランを演じると、子供たちの態度はどう変わる? 『ワンダヴィジョン』のあの人が明かした。(フロントロウ編集部)

 ※この記事には、ドラマ『ワンダヴィジョン』のネタバレが含まれます。

『ワンダヴィジョン』で愛された悪役

 現在はフェーズ4に突入し、映画だけでなく様々なドラマも誕生しているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)では、人気のマーベルヒーローたちはもちろんのこと、多くの悪役も登場してきた。

 フェーズ4の第1弾作品であるディズニープラスのドラマ『ワンダヴィジョン』では、エリザベス・オルセンがワンダ・マキシモフ役に、ポール・ベタニーがヴィジョン役となり、キャスリン・ハーンがアグネスこと敵の魔女であるアガサ・ハークネスを演じた。

 ドラマの第1話から登場していたアグネスはワンダと親しくなり、視聴者からもファンが多かった。しかし第7話でその正体がアガサであると明らかとなり、最終回の第9話ではワンダと大決闘。しかしスカーレット・ウィッチとなったワンダに魔法の力を奪われ、アガサはふたたびアグネスとなり、終わりを迎えた。

『ワンダヴィジョン』悪役が明かす、子供の態度の変化

 敵とはいえ、ファンに愛されたキャラクターであるアガサを演じたキャスリンは、米New York Timesのインタビューにおいてまたアガサを演じたいと話したことも。そしてアガサというキャラクターを気に入ったのは、彼女の2人の子供たちも同じだったよう。

 14歳と11歳の子供を持つキャスリンは、米Peopleのインタビューで、子供たちの態度が“良くなった”ことを明かした。

 「自分の母親がかっこいいって認められる子はいないことは理解しているし、尊重もする。でも(自分の)子供たちはなんだか、この頃私に対して胡散臭いほど態度が良いとでも言えば良いのかな。だから私はそれを大きな称賛だと受け取ってる。子供たちが誇りに思ってくれてることは確かだから」

画像: 『ワンダヴィジョン』悪役が明かす、子供の態度の変化

 悪役とはいえ、むしろ悪役だからこそ、ファンの心を掴むキャラクターというのはいるもの。子供たちも、自分たちの母がアガサを演じたことに大満足のよう。

 ちなみに、MCUの悪役のなかには、自分の子供に言われたから出演したという俳優も。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でるクロスボーンズ/ブロック・ラムロウを演じたフランク・グリロは、ルッソ兄弟に『アベンジャーズ/エンドゲーム』への出演を打診されるも、当初は強く拒否。しかし子供に説得されて、ふたたび撮影に参加することにしたという。(フロントロウ編集部)

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