『美女と野獣』共演者がエマ・ワトソンの人柄を絶賛
映画『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役で大ブレイクした俳優のエマ・ワトソンが、2013年に出演した映画『ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日』(以下『ディス・イズ・ジ・エンド』)の撮影中に“怒ってセットから出ていった”と誤解されていることを知った元共演者のジョシュ・ギャッドが、エマを擁護するコメントを自身のインスタグラムにアップした。
そもそもなぜ誤解が生まれたのか?
事の発端となったのは、『ディス・イズ・ジ・エンド』で監督と主演を務めたセス・ローゲンの英GQのインタビューでの発言。エマが撮影を途中で投げ出したというウワサの真相について聞かれたセスが、「別に彼女に対して『よくぞあんなことをしてくれた』とは思ってない。(台本を)読んだ時の印象と、それが現実になった時の印象が違うことってあるし。それに僕たちの関係は最悪なかたちで終わりを迎えたわけじゃない。彼女は翌日、お別れを言うために戻ってきてくれたし、映画の宣伝も手伝ってくれた。僕は彼女のことを悪く思ってないし、完成した作品に満足してる」と否定しなかったことから、ほとんどの人が“やはりウワサは本当だったんだ”と勘違い。
エマが台本に書かれていた一部の内容に納得がいかず、撮影に参加しなかったシーンがあることは事実だが、それはセスとちゃんと話し合った末に決めたことだった。もちろん、“怒ってセットから出ていった”というのも大いなる誤解。
自身の発言が間違った解釈をされていることを知ったセスは、後日、自身のツイッターで「最近、僕が行なったインタビューの一部内容を訂正したいと思います。それは実際に起こったことを誤って伝えています。エマ・ワトソンは撮影現場から怒って出ていったりしていませんし、彼女がそう思われているのは非常に残念です」と誤解を解いたが、時すでに遅し。セスが釈明したのは、多くのメディアが「あのウワサは本当だった!」と報じたあとだった。
『美女と野獣』ル・フウ役がエマを擁護
そんななか、ディズニーの実写映画『美女と野獣』でエマと共演したジョシュが、自身のインスタグラムにエマとのツーショット写真を投稿。さらに、その写真に彼女の人柄を絶賛するコメントを添えて、“エマはそんな人じゃない”とフォローを入れた。
『美女と野獣』の劇中ではどちらかというと敵対する関係にあったジョシュとエマだが、その裏で良好な関係を築いていたようで、ジョシュはエマの人柄を大絶賛。
「心からの愛。エマ・ワトソンはレジェンドであり、素晴らしい人間です。言うまでもありませんが…。でも、本当にそうなんです」
ジョシュの投稿を見たファンからもエマをサポートする声があがっている。(フロントロウ編集部)