入れ替わりホラー映画『ザ・スイッチ』が日本公開
気弱でさえない女子高校生と、連続殺人鬼の中年男性が入れ替わってしまう新感覚ホラー映画『ザ・スイッチ』が2021年4月9日に日本全国で公開となる。
主演を務めるのは、映画『名探偵ピカチュウ』や『スリー・ビルボード』で知られるキャスリン・ニュートン。そして入れ替わってしまう連続殺人犯役には、映画『ドッジボール』や『サイコ』などコメディからシリアスなドラマまで幅広く活躍するヴィンス・ヴォーン。
ふたりは、「24時間以内に元に戻らないと、一生そのままになってしまう」という状況の中、ドタバタの追いかけっこを繰り広げる。
監督は、ホラー映画『ハッピー・デス・デイ』シリーズで一気にその名を知られるようになったクリストファー・ランドン。彼の生み出すテンポのいい展開と、引き込まれるストーリーは、『ザ・スイッチ』でも光っている。
フロントロウではそんな本作の主演、キャスリンに特別インタビュー!本作の見どころや、今後の展望、愛してやまないものについて語ってもらった。
『ザ・スイッチ』に出演しようと思ったきっかけは何ですか?
連続殺人鬼の役を演じてみたかったから。普段の私は、人の言いなりになってしまうような弱い性格だから、チェーンソーを振り回すとことん悪い殺人鬼に変身してみたかった。変身できるのがとても楽しみだったよ。
お気に入りのシーンはどこですか?
一番お気に入りのシーンは、間違いなくヴィンス・ヴォーンとの共演シーン。役作りの段階から、ヴィンスからは多大なインスピレーションを受けたし、共同作業のとても良い体験ができた。ヴィンスは良いアイディアをたくさん持ち合わせていた。だからこそ、彼との共演シーンでは、私も新しいアイディアが次々と浮かんできて、二人で新たなアイディアを試したりしていたよ。そういうわけで、ヴィンスとの共演シーンには魔法が潜んでいる。それにヴィンスはとても面白い人だから、彼と一緒にいる時はずっと爆笑し続けてた。
役作りにおいて、ヴィンス・ヴォーンとはどんな話をしましたか?
ヴィンスがいてくれなければ違う作品になっていたと思うぐらい。とにかく彼は素晴らしい役者。業界を代表するような名優で、私は以前から大ファンだった。尊敬できる人との共演はこの上ない体験。
ヴィンスは本作に素晴らしいものを沢山寄せてくれた。とにかくアイディアの宝庫みたいな人で、私のアイディアに対してもオープンな心で真剣に聞いてくれたの。本当の意味での共同作業を通じて、二人の役者が二人のキャラクターを作り上げていった感じだった。
私と一緒にヴィンスがミリーのキャラクターを深く探究するのを見ているのはとても興味深かった。そして、ブッチャーのキャラクター作りにおいてもヴィンスの影響は多大だったと思う。ブッチャーも二人で作り上げたキャラクターと言ってもいいね。キャラクターの振る舞い、体の動かし方など、自分たちにとってやれる範囲で作り上げていった。ヴィンスなしでは成立しない作品だったと思うよ。
今後どんな役を演じてみたいですか?シリアルキラーの男性という役柄から何かを得ましたか?
男性の殺人鬼を演じてみて学んだことは、何事も可能で、自分を安売りしちゃだめだ、ということ。ハリウッドという世界では大きすぎる夢は存在しないからね。できることは山ほどあると思う。こうして映画業界にいれることだけでもエキサイティングだよ。若い女優としてハリウッドで仕事をするにはとてもエキサイティングな時代だと思う。
今後のプロジェクトもとても楽しみ。まだ明かせないのは残念だけど、絶対に気に入るような作品ばかり。昔からスーパーヒーローは演じてみたかった。スーパーヒーローを演じることはTo-doリストにしっかり載っているよ。他には映画『スリー・ビルボード』や『レディーバード』のような意義深いストーリーを持つ作品にも出演してみたい。キャラクター性に重きを置くタイプだから、今後のプロジェクトは俳優としてきっと充実した体験ができると思っている。
インスタグラムによく登場するプードルについて教えてください!
プードルたちは私の大親友。本当に。プードルたちを愛してやまないの。朝、目覚めた時にプードルたちをギューッと抱きしめる。とにかく抱きしめたくなるんだよ。フワフワしていてね。最近、スタンダードなプードルをプードルカットしてもらったのだけど、お尻のところに丸いパフがいくつかできて、とても楽しい感じになった。すごくカワイイ。プードルたちは大好き。みんな犬を飼うべき。特に自宅で自粛中は(犬がいると)人生がより良くなる。
映画『ザ・スイッチ』は2021年4月9日(金)より日本全国で公開。
(フロントロウ編集部)