Photo:ゲッティイメージズ、Instagram
薬物過剰摂取による心臓発作により亡くなった大御所ラッパーDMXの婚約者が、DMXにまつわるタトゥーを入れて追悼した。(フロントロウ編集部)

DMXの婚約者がタトゥーを入れる

 薬物の過剰摂取により米現地時間の4月2日深夜に心臓発作で倒れ、重体となっていたラッパーのDMXことアール・シモンズ。

画像1: DMXの婚約者がタトゥーを入れる

 ニューヨークの病院に搬送されICUに入れられたことが報じられると、DMXの元マネージャーであるナキア・ウォーカーが、「彼はまだ同じ状況です。肺と脳に問題があり、脳が活動していない植物状態のままです」と米Buzz Feed Newsにコメントし極めて危険な状況だということを明かした。

 病院の前にはファンが集まるなど、多くの人がDMXの復活を祈っていたけれど、緊急搬送から1週間がたった4月9日、入院先のニューヨークの病院で息を引き取った

画像2: DMXの婚約者がタトゥーを入れる

 そんなDMXは、複数の女性との間に15人の子供を授かっているけれど、約8年前からデジレーという女性と交際を続けており、息子の3歳の誕生日にプロポーズしたという。

 そして今回、婚約者であるデジレーはDMXの死を受けてDMXにまつわるタトゥーをゲットしたことをタトゥーアーティストのクリスタルがインスタグラムで明かした。

 デジレーはDMXのヒット曲「Dog Love(ドッグ・ラブ)」と「X」という文字をタトゥーとして腕に入れたようで、彫り師のクリスタルは「このように追悼ができることを光栄に思いますが、同時に悲しみも感じています」と語った。

 遺族はファンたちに、喪に服す間、プライバシーを尊重して欲しいとお願いしており、追悼式などの予定は決定次第追って報告するとしているけれど、DMXの葬式費用などの募金などは行なっていないため、騙されないようにと警鐘を鳴らしている。(フロントロウ編集部)

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