ケイティ・ペリーがSNSに苦言
ツイッターでおよそ1億1,000万人にフォローされ、インスタグラムでも1億1,500万人以上にフォローされるなど、ソーシャルメディアにおいて世界で最もフォローされているセレブの1人であるシンガーのケイティ・ペリーだけれど、どうやらソーシャルメディアには嫌気が差してしまったよう。
記事執筆時点で、ケイティはツイッターにおいて、バラク・オバマ前アメリカ大統領、ジャスティン・ビーバーに次いで世界で3番目にフォロワーが多いセレブとなっているほか、インスタグラムでは、世界で21番目にフォロワーが多いセレブとなっている。
そんなケイティが米現地時間4月15日、唐突に「ソーシャルメディアなんてくだらない」とツイート。さらに、そのツイートに重ねる形で、自身が本心からツイートしたことを示すために、「#言っちゃったことは仕方ない」というハッシュタグを添えて、「人類文明の衰退だよね」とツイートし、ソーシャルメディアが原因で人類が衰退してしまったと苦言を呈した。
the decline of human civilization #isaidwhatisaid https://t.co/Y1U4DLEduo
— KATY PERRY (@katyperry) April 15, 2021
ケイティがどうしてこのようなツイートに至ったかは定かでないものの、ケイティはその後、ファンを安心させるために、「いずれにせよ、みんなのことは大好きだよ」とツイートした。
anyway. Ily.
— KATY PERRY (@katyperry) April 15, 2021
以前にもSNSを批判していたケイティ
ケイティは以前にもソーシャルメディアとの向き合い方について持論を述べており、2018年には、米Reinfery29とのインタビューで、「多くの人たちが写真のために生活してる。『いいね』が通貨になってしまっているの」と、ソーシャルメディアでのいいねがステータスになりつつある状況について苦言を呈していた。
さらに、「それってすごくツラいことだと思ってる。私はそんなことを気にすることなく、自分の人生を生きたい」とした上で、「写真を撮るために服を買ったり、商品を買ったり、特定のポーズをしたり、イベントに出かけるわけでしょ。それって、社会としては良くないことだと思う」とケイティ。
続けて、「バランスを取らなければいけないと思う。私は自分の中でのバランスを見つけようとしているところ。誰しもがそうであるように、私もソーシャルメディアの被害者だから」と語り、自分もソーシャルメディア社会の大変さを目の当たりにしている1人であり、社会として現実世界とのバランスを取る必要があると提言していた。(フロントロウ編集部)
公開後、ケイティのツイート訳を一部訂正いたしました。