キャサリン妃がつけていたパールのネックレスはじつは…
現地時間4月17日、ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で執り行われたフィリップ王配(享年99歳)の葬儀に、夫のウィリアム王子とともに参列したキャサリン妃が、かつて日本政府からエリザベス女王に贈られた品を身につけていたことがわかった。
その品とはダイヤモンドの飾りがついた4連のパールのネックレス。米Harper's Bazaarによると、「ジャパニーズ パールチョーカー」と呼ばれるネックレスは英王室御用達のジュエリーブランド「Garrard(ガラード)」が作ったもので、ネックレスに使用されている日本産の真珠は今から約46年前の1975年、エリザベス女王がフィリップ王配と一緒に英国君主として初めて日本を公式訪問した際に、日本政府が女王にプレゼントしたものだという。
過去にはエリザベス女王だけでなく、ウィリアム王子の母である故ダイアナ元妃が身につけていたこともあり、3代にわたって受け継がれてきた品として知られる。
じつは、キャサリン妃は2017年にエリザベス女王と亡くなったフィリップ王配の結婚70周年を祝福するパーティーに出席した際にも、このネックレスをつけていた。本来であれば、今年、エリザベス女王とフィリップ王配は結婚74周年のお祝いをする予定だった。残念ながらそれはもう叶わないが、キャサリン妃にとってこのネックレスは義理の祖父母との思い出がつまった品であることから、葬儀の際に身につけることにしたのかもしれない。
ちなみに、キャサリン妃がつけていたイヤリングは、エリザベス女王がフィリップ王配と結婚した際に当時のバーレーンの君主からお祝いとして受け取ったものだそうで、故ダイアナ元妃もこのイヤリングに先のネックレスを合わせて外国での晩餐会に出席したことがある。(フロントロウ編集部)