『ゴシップガール』の幻のオープニングが発掘?
オリジナル版のフィナーレから8年が経った現在を舞台とする新作が制作中で、2021年内のHBO Maxでの配信を世界中のファンたちが首を長くして待ちわびているドラマ『ゴシップガール』。
ブレイク・ライブリーやレイトン・ミースター、ペン・バッジリーといったスターたちを輩出した同作のオープニング映像といえば、俳優のクリスティン・ベルが声を担当するゴシップコラムの謎の管理人“ゴシップガール”が「And who am i ? That’s one secret I’ll never tell. xoxo gossipgirl」というおなじみのセリフを告げる約10秒間のコチラの映像。
シンプルながら印象に残る映像だけれど、じつは、これとは別にお蔵入りとなったバージョンが存在した?
「ダサすぎ」「クセになる」と評判のオープニング映像
最近になり、ツイッターやTikTokを通じて、『ゴシップガール』の幻のオープニング映像なるものが拡散。キャストたちが登場するリアリティ番組のオープニング映像風の仕上がりが、「ダサすぎる!」「一周まわってクセになる」と話題になっている。
HELP THIS WAS ALMOST THE OPENING CREDITS FOR GOSSIP GIRL pic.twitter.com/UD3LMzbQVT
— ryn (@blairhumphry) April 20, 2021
シンガーのファーギーの2006年のヒット曲「グラマラス(Glamourous)」に乗せて、キャストたちがカメラ目線でキメ顔を作ったり、振り向きざまに笑顔を振りまいたりする映像は、何とも言えないぞわぞわ感がある。
キャストたちの初々しさも相まって、チープさが否めないこの映像には、チャック役の「エド・ストウィックはなんで映画『トワイライト』に出てくるキャラみたいな雰囲気を出してるの? 」、ジェニー役のテイラー・モンセンは「『ハンナ・モンタナ』風の振り返り方だね」といったおもしろツッコミが殺到している。
ちなみに、ネイト役のチェイス・クロフォードの名前のスペルが「Chace」ではなく「Chase」と誤って表示されていることにも指摘が。
フロントロウが確認したところ、この映像が発掘&拡散されたのは最近だけれど、12年前にすでに一般ユーザーによりYouTubeにアップされており、海外の『ゴシップガール』ファンたちの間では「ヤバい」と笑いのネタになっていた。
『ゴシップガール』の制作スタッフやキャストたちは、“幻のオープニング映像”と呼ばれるクリップが注目を浴びていることについて今のところ反応しておらず、もしかしたらファンが勝手に作った映像という可能性もゼロではない。
しかし、内部の人間でなければ、キャストたちが合成用のグリーンスクリーンを背後にポーズを決める映像を入手することは困難。そのため、正式採用はされなかったものの、テストなどのために制作してみた映像であるという可能性も考えられる。(フロントロウ編集部)