「ボーナス・ジョナス」と呼ばれてきたフランキー・ジョナス
長男ケビン(33)、次男のジョー(31)、三男ニック(28)のジョナス兄弟から成るジョナス・ブラザーズは、2006年にファースト・アルバム『It’s About Time(イッツ・アバウト・タイム)』でデビュー。2008年には、デミ・ロヴァートと共演したディズニー・チャンネルの映画『キャンプ・ロック』も話題になった。
2013年の解散を経て、2019年2月にファン待望の再結成を果たしたジョナス・ブラザーズは、カムバックシングルとなった「サッカー」で全米シングルチャートの1位を獲得するなど、変わらぬ人気の高さを証明。ニックが今年3月にリリースした最新アルバム『スペースマン』のでデラックスエディションに収録された「Selfish」では、ジョナス・ブラザーズとしてフィーチャリングに参加している。
そんなジョナス・ブラザーズの3人には、ジョナス家の4男となる弟フランキー(20)がいる。フランキーも兄たちと同様、2009年に公開されたジブリ映画『崖の上のポニョ』のアメリカ版で宗介役の声優を務めるなど、幼い頃から子役として活躍し、現在はTikTokerとしても注目を集めている。
一方で、ジョナス・ブラザーズの知名度があまりに大きかったことから、フランキーはしばしば、“おまけのジョナス”を意味する「ボーナス・ジョナス」と呼ばれることも。
今回、米Bustleのインタビューに応じたフランキーはそのなかで、ボーナス・ジョナスというニックネームが「ずっと嫌いだった」ことを告白して、「公共の目に晒される上で問題に感じていたのは、自分が商品化されたように見られていたことなんだ」と、ニックネームが原因で、自分がまるで商品のように扱われていると感じていたと明かした。
ジョー・ジョナスがフランキーに謝罪
同じ米Bustleのインタビューには、ジョー・ジョナスも登場しており、ジョーは米Bustleに対し、「フランキーを『ボーナス・ジョナス』と呼ぶことを拒否するようになったんだ。フランキーから、そのことに傷ついていたことを聞いてからはね」と明かしている。
ジョーは、フランキーの話を聞いて彼に謝罪したといい、「当然のことだと思うし、僕らは長時間にわたる会話の場を設けて、彼が望むことに対しての理解や、敬意を示した上で、部屋のなかで謝罪した」と明かした。「自分が何かの2番目、3番目、もしくは4番目のように感じるのはフェアじゃないと思う。僕らはみんな平等だからね」。
「フランキーには幸せになってほしい」とジョーは続け、「それがTikTokで有名になることであれば、素晴らしいと思うし、作家になりたいのだとしたら、素晴らしいと思うし、科学者になりたいのだとしたら、それも素晴らしいよ!」と、フランキーの持っている夢が何であれ彼を応援しているとエールを送った。(フロントロウ編集部)